私は
ファッションの学校に行ってましたが、
自分が
将来コルセットを作る仕事をするとは
実は思っていませんでした。
でも、今ではそれも
一つの運命だと思っています。
私の記憶として残っているのは、
文化服装学院のころ。
コルセットが西洋史のファッションに
大きな影響を与えたことと
コルセットからの解放が
現代ファッションに
大きな意味をあたえたこと。
博物館でみたコルセット。
コルセットを作るようになって、
あれ?と思った記憶が一つあります。
たぶん
3,4歳くらいだったのだと思います。
鏡に映る自分というものを
認識し始めたころ。
タンスの鏡に映る自分を見て、
ウエストが無くて
ずん胴なことに愕然としたの(@_@;)
一生懸命
手を腰に当てて
ウエストつくってみたりして^^;
気を取り直してみれば、
その年齢では
ずん胴で当たり前なんですよね。
ファッションも70年代だし。
3,4歳ながら、
自分でも
どうしてそんなこと思うんだろうと
思っていました。
きっと普段絵本でディズニーのお姫様を
見ていたからだと
自分を納得させたりしていました(~_~;)
そんな私が今
コルセットを作っているということは…
あれは、ちょっと
暗示めいたものだったのかもしれません…
(つづく)