コルセット製作者のつぶやき

日常で思いついたことや感じたことを気ままに綴るブログです( ..)φ

なぜ私がコルセットを作るようになったのか_(_^_)_ その3

2011-10-23 19:31:07 | コルセットのこと
人生ってわからないものです。
Akiさんとの出会いが
私とコルセットとのかかわりを
強くすることになったということ
なんですねえ…

コルセットを作りはじめて、
Aki さんに
いくつか試着してもらったのですが、
いろんなコルセットを知っていて
いろいろなものを
見る目がとても厳しい
Aki さんが
とても気に入ってくれて、
それから私が作ったものを
愛用してくれるようになったのです。
体に合っているので
負担がすくないことや
軽いこと、丈夫なことが
かなり実現できたようです。

コルセットに関しては
やはり本場のヨーロッパの材料でないと
補正用としては製作できないので、
ヨーロッパのたくさんの方に
ご協力いただいています。
日本が震災のときも
たくさんのメッセージをいただいて、
人に支えられて
生きているということを
実感しました。

それからもういつの間にか
七百着以上のお客様のコルセットを
製作しました。
たくさんのお客様に
愛用していただけることは
本当に幸せなことだと思います。

これからもひとつひとつ
心を込めて
着てくださる方のことを考えながら
つくっていきます。

心から感謝をこめて…





なぜ私がコルセットを作るようになったのか_(_^_)_ その2

2011-10-23 08:38:38 | コルセットのこと
私は
ファッションの学校に行ってましたが、
自分が
将来コルセットを作る仕事をするとは
実は思っていませんでした。
でも、今ではそれも
一つの運命だと思っています。

私の記憶として残っているのは、
文化服装学院のころ。
コルセットが西洋史のファッションに
大きな影響を与えたことと
コルセットからの解放が
現代ファッションに
大きな意味をあたえたこと。
博物館でみたコルセット。

コルセットを作るようになって、
あれ?と思った記憶が一つあります。
たぶん
3,4歳くらいだったのだと思います。
鏡に映る自分というものを
認識し始めたころ。
タンスの鏡に映る自分を見て、
ウエストが無くて
ずん胴なことに愕然としたの(@_@;)
一生懸命
手を腰に当てて
ウエストつくってみたりして^^;
気を取り直してみれば、
その年齢では
ずん胴で当たり前なんですよね。
ファッションも70年代だし。
3,4歳ながら、
自分でも
どうしてそんなこと思うんだろうと
思っていました。
きっと普段絵本でディズニーのお姫様を
見ていたからだと
自分を納得させたりしていました(~_~;)

そんな私が今
コルセットを作っているということは…
あれは、ちょっと
暗示めいたものだったのかもしれません…

(つづく)