あみものだもの

まちがいだらけでも

♥すてきな模様がかんたんにおれる♥「おりひめ」

2016年07月15日 | 番外編
このあいだ、七夕だったからというわけではないと思うのですが、ふと子供の頃おもちゃの織り機を持っていたことを思い出しました。当時、ゲーム機はまだ男の子だけのもので、女児向けにはハンドメイド関連のおもちゃが充実していました。倶楽部あみもののみなさんも、ひとつは持っていたんじゃないですか?ミシンとか、あむあむたまごとか…。

わたしの持っていた織り機は、その名もズバリ「おりひめ」というんですが、あれ、子供のおもちゃにしてはかなり高機能だったよね?という話で、おなじく「おりひめ」を持っていたフォロワーさんと盛り上がりました。

このおりひめ、子供のおもちゃとあなどることなかれ。英国DRYAD社の織り機、MASTERWEAVERを小型化したもので、ダイヤルを回転させるだけでなんと20種類以上の模様織りが織れるというシロモノなのです。現在出回っているおもちゃの卓上織り機に、このような機能はありません。おもちゃではない本格的な卓上織り機にもありません。基本的にできるのは平織りのみで、模様織りは横糸の渡しで表現するしかないのです。そんな卓上織り機ですら安くても木製のもので二万もします。いっぽう、このおりひめは当時の価格五千円ちょい。使用糸は並太以上の糸に限られますが、それにしてもたいしたものです。

それで、今手に入るのかな…とおもって探したら、アマゾンにありました。新品で\18500、中古で\13800...たっかーい!と思ったのですが、これだけの価値は、ある!…気が付いたらクリックしてましたね。オトナになってよかったです。







箱はさすがに色あせていました、が、中身は…。



ラベルに経年の汚れがあるものの、ほぼ新古品といってもよいくらいの状態でした。持ち主が説明書を読んだだけで挫折したか、デッドストックだったかどちらかでしょう。

さっそく、使ってみましょうね。





多彩な模様織りがかんたんにできる秘密はこのプレートロールにあります。40枚のプレートを、説明書巻末のパターンにしたがってセットし、ロールを回転させながら杼(ひ)を左右に動かすことで模様織りができるのです。



経糸をはります。



杼に横糸を巻き付けて、スタートです。プレートロールの周囲には1~8までのダイヤル番号がふってあります。これを、たとえば8→2→4→6→4→2、という具合に回転させながら、杼を通していくんですね。

だいたい2時間で、ここまでできました。小学生のときは、とりあえず平織りはできたのかな…でもそれ以上は使いこなせなかったと思います。あの時の自分に教えてあげたい。ちゃんと使えるようになるよ、って。それに大事にとっていれば将来高額に…へへへ。まあ、やんごとなき理由でなくしてしまったんですけどね。



およそ16×20cmのテーブルセンターの完成です。マフラーのような長い作品も織れますよ。あみものも楽しいですが、手織りはまた違った面白さがありますね。なんとなくリラックスするんですよ。肩に力が入らないし。すっかりはまってしまいました。どうしよう。



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いつもありがとうございます。
もし、このおりひめ、まだ持ってるし使いたいけど説明書なくしちゃった、とかありましたらご一報ください。PDFをお渡しできますよ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (千鳥格子)
2020-11-03 15:55:15
初めましてこんにちは。本体と説明書はあるのですが、千鳥格子のマニュアルがありません。そちらに有れば取説を下さい。お忙しいところ申し訳ございません。
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Unknown (ぐりこ)
2020-11-04 19:59:01
千鳥格子さま
かしこまりました。メールに添付してお送りいたしますので、アドレスをお願いいたします。
返信する

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