§アミーユライフ§

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『入居者様の特技を活かして!』  by Cアミーユ姪浜 桃園ケアアドバイザー

2015年09月10日 | Cアミーユ姪浜_福岡市

皆さん、お久しぶりです。姪浜の桃薗です。今回で4回目の登場となります。

ここ最近 不安定なお天気が続いていますが、皆さん体調など崩されていないでしょうか?

 さて今回は、Cアミーユ姪浜で現在行っているグループワーク活動についてご紹介したいと思います。

姪浜では近くの保育園児と交流を行っているのですが、
10月にCアミーユ姪浜の入居者様が、
保育園を訪問して、園児と一緒に「昔の遊びを通して交流する」企画を予定しています。

その為の準備として、昔の遊び道具を制作ているのですが、
まずは皆さんに「昔の遊びは?」とお聞きすると、「お手玉
ということで、今 お手玉作りに力を注いでいます。

道具は皆さんの私物をご持参いだきました。
それぞれ立派な道具をお持ちで、まだまだ現役で活躍中の道具もあれば、久しぶりに出してこられた道具もあり、
皆さん裁縫がお得意であることを伺わせます。
お裁縫のベテランたちからは、「布の長さ」から、「小豆の量」、「作り方」まで、職員への指導が  飛んできます(笑)。

  

作業をしながら、昔話にも花が咲きます。
「昔は、子どもによく作ったりした」
「中身は小豆じゃなくて、数珠玉を入れたりしたのよ」と、
入居者様の思いで話や、私たちが知らないことを色々と教えてくださいます。
※数珠玉とは、水辺に生育するイネ科の植物のこと。名前の通り昔は数珠に用いていたそうです

 

 今回参加していただいている方の仲間に、
「色々忘れてしまって・・」「何をしたらいいですか?」と、いつも不安そうにされている認知症の入居者様がおられます。
しかし、針と糸、布をお渡しすると・・・器用に縫いはじめ、
「もうちょっと目が細い方がいいかな」「昔はもう少し上手に縫えたんだけど」と言いながらも積極的に参加されています。
笑顔が多く見られて、その方の特技を活かした活動が行えていることを実感しています

週に1回の活動のため、次の日にはお手玉作りをしたことを忘れおられますが、
活動を続けていく中で、作業工程に迷った時、「このあと、どうしたらいいですか?」と、
一緒に参加している入居者様に尋ねるようになり、『仲間』という意識が芽生えてきたのかなと感じています。

 お手玉作りは順調に進んでおり、お手玉制作が終わったら次は、手毬の制作を予定しています。
手毬なんて作れるの?と疑問を持った方もいるかと思いますが、
作れるんです!!しかも、基本となる材料はヘチマなんです!!

私も入居者様からヘチマから作ると聞いた時は、本当に作れるのかと多少疑問に思いましたが・・(笑)
調べてみると肥後の伝統工芸品の一つで、
入居者様が仰る通りの方法で作られていることがわかりました
(ご提案していただいた方は肥後熊本のご出身です)。

【作り方】乾燥したヘチマをきれいに丸めて、木綿糸や毛糸などで、丸く形を整えながらきつく縛っていきます。
きれいに丸まったら、刺繍を施した生地を張り付けて完成です!! 
簡単な説明ですみません・・

http://kumamoto-kougeikan.jp/kougeihin/cn31/cn26/pg471.html

まだ、これからの制作になるので、上手に作れるか不透明ですが、

入居者様を信じて、私たち職員も全力でサポートしていきたいと思います!


※次回の更新は 9月17日(木) 岡山市南区 アミーユ大福から お届けします。お楽しみに

 



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