「お宅に着ない服や履かなくなった靴、もう使わない食器などはありませんか?
買い取りますよ。」という電話が最近よくかかってくる。
「来週からそちらの方面を回るので一点でも二点でも引き取ります。」と言う。
着ない服も履かない靴も使わない食器もあるけれど、
その種の買い取り業者を家に入れるのは嫌なので
「ありません。」と答える。
それでも、まぁ、しつこいしつこい。
なにかひとつくらいあるだろうと食い下がり、まるで電話を切る気配がない。
そこで今日は、何故そんなにしつこいのかと聞いてみた。
すると、そそくさと電話を切ってしまった。
なんだか怪しいので不用品買取の電話についてちょっと調べてみたら、
少し前にしきりに電話がかかってきていた貴金属の買い取りが関係しているらしい。
いきなり貴金属を売ってくださいというと断られてしまうため
古着や食器といったどこの家にでもある不用品の買い取りということで
とにかく家に呼んでもらい、
最終的には貴金属を出させるという手口らしい。
いろいろ考えるものだ。
うっかりセールス電話にのせられると思いもよらない結果になるわけだな。
怖い、怖い。