私の心のかくれんぼ。
このブログでも書いたが、私の心をすっぽりと隠してくれていたであろう息子が巣立った。
そして、心身に不調が起こったのだ。
この不調は、もちろん「からの巣症候群」であるが、その奥にもっと問題を抱えていた。
一つ目は、夫との冷え切った関係。
もう一つ目は、運命の人(ツインレイ)の煮え切らない関係。
この問題の一つ目をあっさりと指摘したのは、私の兄だ。
余談だが、彼はかなりの直感があり、霊が見えるタイプでもある。(ちなみにUFOは私も父も兄も見ている)
愛する我が息子との「お母さん卒業式」が済んだばかりの私であるが、
どうにもモヤモヤがやまず、
とうとう、その問題に対峙する覚悟を持った。
彼に会った日、私の心の内を話した。
「子供が巣立ったことで、夫も私に寄り添ってもらいたい気持ちでいることがわかること。」
「彼との肉体関係が、より夫を遠ざける心がうまれ、たまにしか会えない彼との間で苦しい現実があること。」
「それらが、私の心のアンバランスさの要因であること。」
以前からの話のなかで、彼自身の中にある仕事がどうなるかわからない不安、恐れを強く感じていた。
私が離婚することで、今の彼にとっての安定的な関係性が崩れることにも不安があるように思えた。
つまり、
私が既婚のままで、つかず離れずのまま付き合いたいのが本音だったのだと思う。
それは、彼にとって、自己防衛の上にバランスを成り立たせるのにちょうど良い形なのかもしれない。
また、仕事を理由にしていたが、実は愛をどこか信じられずこれ以上距離を近づけることにブロックがかかっている
というのが私の直感で得た答えだ。
彼は、赤ちゃん時代に両親が離婚し、祖父母に育てられ、孤独な幼少期を送っている。
彼を一時引き取った父親は幼いときに蒸発し、突然帰ってきては、
またどこかへ消えてしまうそんなことが繰り返されたという。
彼は、自分の潜在意識にある闇とともに生きているんだろうと思う。
結局、その話の流れで、今後は肉体関係を伴わない間で付き合うことにしようとなった。
彼はなんか思っても見なかったのか、やや吹っ切ったように
「じゃあ友達でいいんだ。」
「肉体的なものだけであったら、ここまで続くはずがない。」
「一緒にいて、いろんな話が自分のためになっている。」
「この長い付き合いの中で、気持ちを落としていた時に支えてくれたから今度は支えたい。」
そんなことを伝えてくれた。
私たちは半年に1度か2度ぐらいしかそう深い関係になることはなかったんだし。
でも、女性のわたしにとっては受け入れる性がゆえに、そのエネルギーはしばらく内側にとどまっている。
また、そのエネルギーにおいてはまっすぐで強い。
がゆえに、私の内側では、なんとも言い難い分離不安が生じるのだ。
その分離不安を、もしかしたら息子の存在が癒したのかもしれない。(おかしな話だが)
家に帰れば、夫だけがいて、二人で食事をする。
その状態を、なんとも思わないほど私は強くないし割り切るような心も持ち合わせていない。
私は、男性としての彼だけではなく、人間として、友人として、虹色のように愛している。
どんな闇があったとしても、ただ愛している。
理由なんてない。
私は私の心を守らなければならないし、彼は彼の心を守らなければならない。
そして、夫との関係をどうしていくのか?
まだまだ課題はあるし、素直な今の自分と向き合い続けたい。
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