SPIDER-MANに続いてX-MENをレビュー。全てのX-MENタイトルがINHUMANS vs X-MEN (“IvX”)と関連して動いているので、まずは本丸から攻める。 IvX 2号、3号について。筋書をJeff Lemire、Charles Soule、2号の画をLenil Francis Yu、3号の画をJavier Garronがそれぞれ担当。
Yuはもう間違いない安定してた画で問題ない。今回これは良いなと思ったのが、Inhuman族の基地に用意されている大砲。凄い。そして、彼等のリーダーMedusaの髪飾り。新しい解釈だね。それに引き換え、Garronの画はまだまだだな。
添付画像はTerry & Rachel Dodson夫妻によるEmma。あーこれだよ、最近なくて寂しいものの一つ。最近は自分のプロジェクトに時間を割いていて、X-MEN描いてないよね、彼らは。お気に入りのミュータントの一人である彼女が凛としていて良いな。
まずは、粗筋。Inhuman族の覚醒を促す化学物質Terrigen Mist(霧)はミュータントにとっては致命傷になりかねない毒でもある。その霧が分解し、全世界へ拡散しようとしている。その霧を無力化するべく、X-MENは妨害するInhuman族を次々と排除する。しかし若いInhuman族二人が逃げのび、無力化する機械を破壊、開発者FORGEを拉致した。
粗筋書いたら、大して進捗してないことを改めて認識した。最近のアメコミらしいっちゃそれまでだけど、単行本を前提に書かれているな。30年以上前に読んでいた少年ジャンプと制作方法が似ている。今は読んでいないのでわからん。
さて、気に入ったシーンや台詞等を書いてこうか。今回大活躍の二人のInhuman族IsoとInferno。彼等を追って来たANGEL(若い方)とX23(WOLOVERINEと名乗っているが、オイラは認めない。)のInhuman族への声かけが楽しい。A “We don’t want to hurt you.” 23 “Yes we do.”彼らの性格の違いがわかり好きだな。
そして彼等からかろうじて逃れたのに、その先にいたのが、元WOLVERINEのLogan(こっちは未来から来たWOLVERINE)ってオチも良し。
待ち受けていたLoganが守っていたのは、毒霧を吸い込んで、無力化する機械。ダイソンの聡恚@に似ているのは当然の帰結か。
若いInhuman族が助けを求めた相手は同じ一族のKamala(MS. MARVEL)。彼女も他の仲間へ助けを求める。その手段が携帯でのメッセージ送信。そうだよね。これだけ、通信網が発達したから、下手な機械よりよっぽど、携帯の方が頼りになる。ちょっと面白いね。
大物Inhuman達が次々と排除されていく中、鍵を握っているのが、若い世代というプロットは好きだな。しかし、その若い世代がよくわからない(興味がないからだけど)のは残念。
IvX 3号まで続けて読んでしまったけど、本当は、先に他のX-MENタイトルを読んだ方が良かったのかが、ちょっとわからない。
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