
形容詞がつかない方のX-MEN 204号。表紙の画が良いね。タロットカードみたいだ。本編も描いているMike Choiと色をつけているSonia Obackのコンビの画がすばらしい。名前から察するにChoiは韓国系だね。Uncanny X-MENを担当しているSalvador Larrocaっぽい画を描くけどちょっと違う。Choi が描くEmma Frostのとぼけた表情が上手い。
内容の方は、次号から始まるX-MENの複数タイトル横断のArc、“Messiah Complex”に繋がるもの。前号までMaraudersを指揮してX-MENを攻撃していたMr. Sinisterが前面に出てきた。(ChoiのSinisterが良いね。)本当に死んじゃいないと思うけど、CABLEやBLINDFOLDを排除しようとしたSinisterの魂胆がわかってきた。
一方、おまけのArc、“Endangered Species”がこの号で終わった。正直面白くなかった。Arcの中でDecimation(Mutantの数が1/10に激減しちゃった事件)の解決策をBEASTが散々探った挙句、最後に犯人SCARLET WITCHとBEASTとが話し合って終わるだけか。SCARLET WITCHに取り付く島もないって感じだね。