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アメコミとラーメン

ちょっと珍しいVariantを入手、Civil War II


5月の連休に映画Civil Warが公開されたのに続き、アメコミの世界では、この夏Civil War IIが開始。筋書をBrian Michael Bendis、画をDavid Marquezが担当。今月は1~2号までを読み終えたので、まとめてレビュー。

今回添付画像は2つ。最初の画は寡作で有名、生ける伝説Jim Sterankoによるもの。買って良かった。もう一つは下にあるKim Jung Giによるconnecting variant(くっつけると1枚の画になるもの)。あまり考えずに買ったので、connectingを全部揃えることを考えてなかったな。

粗筋を紹介。覚醒したInhumanの一人、Ulysses。彼は未来を予知することができる。1号では、彼の最初の予知の結果、地球を救うことができた。その一方二回目の予知により、半神ThanosとCAPTAIN MARVEL率いるULTIMATESの戦いが発生。その結果IRON MANの無二の親友Rhodesが戦死し、SHE-HULKも(恐らく)絶命した。2号ではIRON MANがUlyssesを誘拐し彼の予知の仕組みを探った。その代償にInhuman達はIRON MANを殺さんばかりに勢い。それを謔゚たCAPTAIN MARVEL。

いつものように、まずは気に入った点を書いていく。まずは、今回の論点。Tony Stark (=IRON MAN)の主張。Ulyssesの予知は未来に発生する可能性の一つ。その予知は可能性なのだから、それに対してどういう対応するのかを十分検討すべき。例えば仲間の誰かが犯罪を犯す予知を見たとしたら、その仲間に対し事前にどのような対応をとるのか。この論理展開は、十分説得力がある。上記Thanosの先制攻撃でさえも必要だったのかというのは疑問の余地がある。CAPTAIN MARVELはあくまでも予知を頼りに先手を打とうとする。

続いてTonyと秘書Mary Jane Watsonとの会話。MJ “It’s Rhodey.(Starkの友達Rhodesのこと)” S “He’s here?” MJ “He’s gone.”短い会話ながら、最後にRhodesが死んだことがわかる好きなシーン。

CATPTAIN MARVELが仲間を誘拐されたInhuman達を謔゚るシーンも好きだな。彼女が誠心誠意対応することが伝わるシーンだ。言葉だけではなく、その理由が大切な仲間を失ったからであるというのは、説得力がある。

画を担当しているMarquezは良いな。名前に聞き覚えがあるなと思っていたが、この人All New X-MENを短い間担当したことがあるね。

その一方、Bendisの作品のご多分に漏れず、進行は遅いので、ページ数のわりに読み応えはない。

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