amber's company

基本的には猫日記です。

苦手。

2006-07-31 01:16:40 | Weblog
梅雨は明けたのか?
昨日今日はお天気だったけど、
北側の窓から風が入って過ごしやすかった。

このままさりげなく秋になってはくれないものか?
夏が苦手なもんで。


若猫たちは思い思い風通しの良いところを見つけてころがっていた。
光量の足りないところで壱を撮ろうとするとピンが合わん・・・

1月半。

2006-07-27 23:55:39 | Weblog
爺のいない日々に次第に慣れてゆく自分にゾッとする。


一時は、あの、爺が苦しんでいる最期の瞬間にでもいいから戻りたいとさえ思っていた。もの凄いエゴだとわかっている。それでも、もう一度会いたい、触れたい、その体温を感じたい、もう一度あの瞳で見つめて欲しい、という気持ちを抑える事ができなかった。

近ごろやっと、もう二度とこの世では会えない事に絶望感を感じる事も少なくなった。でも、そうやって、爺がいない事を受け入れてゆく自分にふと気付いた時、今度はその事実に愕然とする。
もちろん今でももの凄く恋しいし、できる事ならもう一度会いたいと願っているけど、それは叶わない事なのだと飲み込んでいる。
ベッドに入るたびに涙が溢れ出すような事も少なくなった。

そんな自分が嫌なのだ。
これ(↑)は、私にとっては大変珍しい事。

今でも、何の脈絡もなく悲しみは襲ってくる。
でも、それはいきなりやって来てしばし私をメソメソさせた後、また唐突に立ち去って行くので、それほどダメージにはならない。
何かが足りない感じ(いや、足りないのは爺なんだけど)、もの寂しい感じはいつもつきまとっているけれど、それが常態になりつつあるのだと思う。

そんな自分も嫌なのだ。

爺さんが生きていた間は一点の曇りも無く幸せだった。
今も幸せである事を疑いはしないけど、陰がある。
これが大人になるということか・・・。(違)


タマゴロコフという猫について、きちんと文章にした事はほとんど無い。
自分の持っているサイト内の彼のコーナーでも、「いつか書きます」という形になっている。
あまりにも思い入れが強すぎて、きちんと書ける自信が持てないまま、ズルズルと今まで来てしまったのだ。

文章を書く事は結構好きなのだと思うけれど、根が短気なので、十分時間をかけて吟味してから形にする、という事ができない。ブログの内容も、その時は何度も書き直してみたりするけど、一度「完成」としてしまうと、もうそれで満足してしまう。想いは変転するものなので、後々考え方や気持ちにズレが生じて来てたとしても、それは「その時は確かにそう思っていた」で済むことなのだと思っている。
けれど、タマ爺さんについての語りでそれは許されない。
だから、数日で書き上げるようなスタンスでは無く、十分時間をかけて完成させたい。

「さぁ、書くぞ」というような気分で書けるものでも無い。
でも、まだ爺さんとの距離が離れていない今のうちに書き始めなければならないと感じている。
そんなわけで、訪問して下さっている皆さんにはお目汚しかもしれないけれど、書ける時に少しずつ、爺さんの事を書いて行こうと思う。

典型的なO型故、きちんと整理された記憶を持っているわけでは無い。
物覚えは悪くない方だと思うけれど、一つの事柄に纏わる事を一度に全部思い出す事ができない。何度も考えているうちに、「そういえばあの時は・・・」というように、段々と思い出して来る。
そんなわけで、昔の事を思い出しながら、行ったり来たりすると思う。
でも、そうやって何度も脇道に逸れたりしながら時間をかけてひとつの形にして行く事が、18年にも渡る爺との長い時間を整理するためには相応しいような気もする。
急いで書くのも駄目だと思う。
なので、書けそうな気分の時に、思いついた事から連ねて行こうと思っている。そうやってある程度ネタが出尽くした時が来たら、きちんと一つの形にしてサイトにアップしようと思っている。
それがいつになるかはわからないけれど。
ひょっとすると、ずっと未完のままかもしれない。

単なる自己満足だけど、このままなんとなく記憶が薄れて行ったり、今以上に自分の中で勝手な変換が起こる事が嫌なので、兎に角、やってみようと思う。
何もブログでやらなくても・・・という面もあるかもしれないけど、ものぐさで三日坊主の自分を奮い立たせるためには非常に有効だし、形にならない色々を書き散らすのにも都合がいいので利用する事にする。


画像は、珍しいベロ出し爺。
下に潜り込んでいる小僧を半覚醒状態で舐めてやっているうちに仕舞い忘れた模様。

受難続き。

2006-07-25 23:41:06 | Weblog
爺がいなくなって、黒小僧は甘える相手を失った。

その後家の中で力関係の変化が起こり、ちょっとだけ壱との親密さが増しはしたが、壱はもともとひとりでいる事を好むので、甘ったれの小僧を満足させてくれる程に相手をしてくれるわけでは無い。

そこで、下女との距離が急速に縮まる事となった。

以前は爺ひとりいるだけで精神的にも肉体的(いや、スキンシップという意味で)にも十分満たされていた黒小僧にとっては、下女である私は飯やりとトイレ掃除、あとは時々撫でられると気持イイ、って程度の存在意義で、さらに、できるだけ家にいないでくれれば有り難い、というくらいの相手だっただろう。
それが、大出世。
「他にいないから仕方なく」というのがちょっと情けなくもあるが、こちらも寂しいので大歓迎だ。

ただ・・・元々けっこうな鳴き猫だった小僧だが、私に甘えに来る時、以前にも増して鳴きまくる。爺が生きていた間は、小僧の方から私とスキンシップを持とうと思う事は激希だったので、たまにソファで「俺を撫でろ」とかいう時も数回鳴くだけで要求が満たされたので、わざわざ鳴きまくるほどでも無かったのだろう。
激しく鳴くのは、私がキッチンに立った時&病院行きの時に限られていた。


爺に甘える時に鳴き声を上げる事は無かった。
自ら爺に巻き付いて行く時、舐めてもらって嬉しいとゴロゴロ喉を鳴らしながら舐め返す。それだけで、「大好きだよ。気持ちいいよ。ありがとう。」が伝わる事に疑いを持たない。
ところが、私に甘えて来る時は鳴きまくる。
すぐに相手をできなくて待たせたりすると、ちょっとヒステリーぎみにもなる。まるで、「コイツものわかり悪いから、たくさん説明しなくちゃ」とでも言うかのようだ。

受難。

2006-07-24 23:54:59 | Weblog
カエル君受難の日々。

最近黒小僧のお気に入りの場所。


2代前までのモニタは上部が平らだったんで爺も良く乗っかって暖まっていたけど、斜めになってからは乗らなくなった。
そこに最近小僧が無理矢理乗っかるようになり、
ついでにカエル君も下敷きに。

やな感じでカーブしつつ斜めになってるのに・・・
こんな不安定な場所にわざわざ乗っかるのは黒小僧だけ。
あと、G4本体の上にもよく収まっている。
取っ手(?)と取っ手の間の平らな部分にジャストフィット。

最近下女との距離がものすごく縮まっているので、
何かと側にいようという気持ちの現れだと思われる。

気の毒なカエル君は以前甥っ子に買ってやったものだが、昨年改めて見たら非常に可愛かったので取り返した。たいしてお気に入りでも無かったくせに、いざ取り上げようとすると抵抗。仕方ないので、正式にトランプ勝負して巻き上げた。

やだやだ。

2006-07-23 07:19:57 | Weblog
ニュースでは「イスラエルに影響力を持つアメリカ」とか言っちゃってるけど、逆でしょう。正しくは、「アメリカに影響力を持つイスラエル」だと思うけどな。
ロスチャイルド家の陰謀。
とかなんとか。

ほんと、アメリカってヤダ。

無事。

2006-07-21 23:59:07 | Weblog
姉が二人揃ってバリでバカンス満喫中。
ついでに甥っ子も。

地震があったり津波があったりで心配したけど、無事らしい。
前回のジャワ地震の時もバリは大丈夫だったようなのでそれ程不安だったわけでもないけど、ネットで無事が確認できるのは大変便利。

毎年の事だけど、
1ヶ月まるまる行ったきりになるウラヤマシイ人々。

私は南の島まで行かなくても
黒小僧の太っとい前足で癒されるから・・・いいんだ。
ちょっと流血する事もあるけどね。


画像は、「なんか文句でも?」の小僧。
足太い。

危機一髪。

2006-07-20 23:35:02 | Weblog
明日朝一上げだった100頁が先方の都合で月曜まで延びた。


危機一髪。
危うく2日貫徹作業になるところだった。
そんな事ができる程には、もう若くない。
そして、たいていいつもこんな風にぎりぎりで助け(?)が入る。
猫の神様のおかげだと思っている。
今回はタマ神様の采配だろう。


なんて事を考えてウキウキしてみたが・・・
もともと予定通りに原稿が入らないという案件が影響して発生している無理なので、そんなお仕事とはおさらばする事を真剣に考えねば、と、思い直す。


そんで、明日上げの別件もあるので、のたのたと作業中。
「今日は楽になった」と喜んでみても、時間があればあるだけいじりまわしてしまうので、結局たいして休まらない。
しかも、やらねばならぬ作業が無くなったわけでもなく。
今度の土日もべったり仕事しなきゃならん。
難儀よのぅ。


画像は、昨年夏の爺。
背後を気にして緊迫している。
たぶん、若猫達が暴れていたんだろうな。

さよなら。

2006-07-16 23:39:30 | Weblog
4~5年前に購入したものの、一度も履く事の無かった靴。
イタリー製。

毎日あまりにもゆるい服装で過ごしているため、
こんな靴を履く機会はなかなか無い。

んで、昨日、大事な小娘の結婚式。
もうちょっと痛くない靴もあったものの、こんな事でもなけりゃ到底履く気になれない事はわかっていたので、思い切った。一度も履かないままお蔵入りというのも可哀想なので、義理を果たしたわけだ。

そんで、さよなら。
かなりなお気に入りなので手放す事はしないと思うけれど、これでもう思い残す事は無い。
さよなら。


で、当の結婚式は、山の上・・・じゃなくて、お茶の水。
事務所からも近いので、一度事務所に行ってから自転車で登場しようかとも思ったけど、あまりにも暑く、さらにいつもの装備とはあまりにも違う自分を見られるのが躊躇われたため、直接行った。

式の最中に雷雨だったり、退場に合わせたように晴れ間が出たり、披露宴では何故か新郎が司会だったりと、なかなか味な結婚式だった。
新郎の事も知っている事もあり、ずっとニヤニヤし通しだった。
幸せにやってくれよ(←脈絡なし)。

そして、数年前一緒に仕事させて貰った人々やその周囲の人たちと再会し、衝撃のニュースも入手した。怪しいお宅本(自粛)を一緒に作っていた編集者が、アルゼンチンタンゴの先生になっているという。
華麗なる転身。
ここ数年で一番の衝撃ニュースだった。
元バレリーナのパートナーと組み、大会にも出場しているらしい。
近々アルゼンチンに留学もするという。

ご両親が以前から営んでいたダンススタジオを手伝う形になっているそうだが・・・あまりにもイメージが違うので、想像もできない。本人は来ていなかったけど、当時はたぶん一番頻繁にお仕事させて貰っていた相手なので、ヒッジョーに気になる。
是非見てみたい気もするけど、ちょっと怖い気もする。
どうしてこんなニュースを黙っているかな、とまと嬢。

誰か始めませんか?アルゼンチンタンゴ。
それにかこつけて覗きに行ってみたいんですが。
四谷だそうです。


とはいえ画像は、「これでさよなら」の靴。
サイズは合っているはずなのに、何故こんなに甲が低いかなぁ。
何度も履いていれば足に合って来るんだろうけど、
そんな機会はそうそう無いんだからしょうがない。

謎。

2006-07-14 23:46:24 | Weblog
さて、天下一ソロバン。

本日も神保町へ行ったので確認しようと思ったところ・・・
建物の1階部分は全面が靴屋で、ビルの端の方に「天下一ソロバンにご用の方は建物の裏手にお回り下さい」とかなんとか(←うろ覚え)いう張り紙。
早速裏手にまわってみると・・・画像のドア。

このドアを開ける勇気の無かった私には、
天下一のソロバンの謎を解く事はできなかった。


それにしても、本日午後3~4時の神保町界隈はジゴクの釜のような暑さだった。しかも、自宅から直行したので、帰りは事務所までテクテク20分。
溶けて消えてしまいたくなった。

ばか。

2006-07-13 23:56:51 | Weblog
↓のようなどうでもいい記事をアップしてしまってから気付いた。
昨日は爺が逝ってしまってから丁度1ヶ月。
色んな意味で駄目駄目な自分にがっかりだ。


画像は、今年1月3日のもの。
異様に写真写りのいい爺だけど、
ちょっとボケ気味のこの画像の雰囲気が
普段目にしていた実物にとっても近い。
泣ける・・・。

天下一ソロバン。

2006-07-12 23:56:20 | Weblog
先日、神保町で発見。
否「武道会」。

思わず写メ撮ったけど・・・
結構な人通りの中、自転車停めて撮影するだけでもかなり勇気が要ったので、残念ながら一体何が「天下一」なのかを確認する事はできなかった。
今日もまた同じクライアントへ行く用事があったため是非確認しようと思っていたのに、時間がギリギリになってしまった上、道を一本間違えたらしく出会えなかった。
残念。

次こそは、天下一のソロバンとやらにお目にかかって来ようと思う。

ノスタルジ~。

2006-07-11 23:49:41 | Weblog
ここ数日、ど~ぉしてもキュアーの「Love Cats」が聞きたくて聞きたくて・・・とうとう今日、仕事放り出して探しまくった。やっと見つけたMDはもともとテープで持っていたものを丸ごと落としたもんで、スキップもできやしないし、どういう振り分けなのかTACOと一緒に突っ込んであるし・・・我ながら改めてびっくり。

んで、もののついでにあちこち検索してみた。
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/cure/bio.html
相変わらず太めでアゴ割れでアヤシイ魅力のロバート・スミスに会えてとても嬉しい。

んでこれ↓
http://www5b.biglobe.ne.jp/~cure/collection-mag1989.htm
あまりに懐かしく、さらにふと思いついて本棚を物色してみたら・・・ありましたよ。「バカの友(~FOOL'S MATE)1989/6」。
ロバート・スミスのインタビューが載っておる。
すでに可愛らしく太りかけておる。

なんてことを考えながら十数年ぶりに開いたページには虹色のあれこれが・・・。
「バカの友」には当時とても仲の良かった友人が制作バイトとして入り込んでいて、「素人が作ってる本だから、私でもデザインをやらせて貰える」とか何とか言っていたのを思い出した。そう思って見ると、確かにノンブルは落っこちそうになってるし版面はむちゃむちゃだったり突っ込みどころは満載。
当時は気付かなかったなぁ。
でも、あり得ない大きさ(小さいっ!)の文字で埋め尽くされた誌面がまた魅力だったんだと再確認。
舐めるように読んでいたものな・・・。
そんで、今見ると「LIVE INFORMATION」や「DISC REVIEW」、さらに広告が楽しい。
すでに記憶の彼方に埋もれ去っていた人々がてんこもり。
年取ったなぁ、俺。
今気付いたけど、丁度17年前。
すでに爺と共に暮らしていたんだな。
感慨深い。

どうでもいい事だけど、上記の友人にむりやり連れていかれた解散ライブは黒色エレジーだったかアサイラムだったか・・・余計な迷宮に入り込んだ。
奴はトランスの回し者だったからな・・・。


画像は、私の「Love Cats」。
窓の外の出来事には関心の無い爺。

さて、仕事せねば。