はくしゆのむへ ゐとみちる 麦酒呑むべ ウィと満ちるおけにえたまめ ゑびすかほ 桶に枝豆 恵比須顔 ころんねをりて われさそふ ごろん寝居りて 我誘ふ あらいよもうせ なつやきぬ 洗魚よ申せ 夏や来ぬ
おぼえがき
ゐ:[補説] 「ゐ」は、古くは[wi]の音で、「い」(発音[i])と区別されていたが、鎌倉時代以降、発音が[i]となり、「い . . . 本文を読む
野ざらしに積年の荷の納戸の香 あまた放ちて陽にとけるよし
おぼえがき
靖国神社御創立記念祭に献詠しました歌です。
これは先日6月29日の靖国神社御創立記念祭の献歌募集に応募したものです。
お題は「野」。2月1日に投じてますね、ずいぶん前に応募して、忘れてしまって . . . 本文を読む
虫ながら宿り木集るわけも知らず ナガモノなりに疳随かな
かんながら・疳随:当て字。「かんながら・随神/惟神」にかけて、疳の虫にも随神、疳の虫なりの惟神なのだろう、という感じです。
たかる・集る:なにかの目的に求め群れなす . . . 本文を読む