はくしゆのむへ ゐとみちる 麦酒呑むべ ウィと満ちる
おけにえたまめ ゑびすかほ 桶に枝豆 恵比須顔
ころんねをりて われさそふ ごろん寝居りて 我誘ふ
あらいよもうせ なつやきぬ 洗魚よ申せ 夏や来ぬ
おぼえがき
ゐ:[補説] 「ゐ」は、古くは[wi]の音で、「い」(発音[i])と区別されていたが、鎌倉時代以降、発音が[i]となり、「い」との区別がなくなった。※随分前でどんなサイトでかもう忘れてしまったのですが、江戸時代かの文献で酒の席でウェイ、ウェイと言いながらご機嫌な男衆という描写があったと書いてあるのを読んだことがあって、今の人はみんな酔っ払って上機嫌でウエ〜〜いとかウィ〜〜すっっとかって言うけどそれは今始まったことじゃなく大昔からだった、と書いていたのです。
あらい:洗魚 夏季に鮮魚の刺身を冷水でさらして、魚肉を縮ませたものをいふ。洗鯉、洗鱸などがある。又生娘のことをもいふ。〔花柳語〕
また直す可能性が。。というのも、これは三回目の手直しなのですが、今回のが一番自然なのですが、、
洗魚=生娘という隠語があるとあり、そうすると後半の意味合いがガバッと二重奏で変わってきてしまい笑あら〜となってしまい。うー、こ、これは、ですね、、困。
これはこれで良い感じの大人情緒の粋テイストなのかもしれないのですが。。あらどうしましょ笑
以下を再度手直し。三回目。
はくしゆのむへ ゐともうせ 麦酒呑むべ「ヰ」と申せ
えたまめにてる ゑびすかほ 枝豆煮てる恵比須顔
ころんねいりけ われさそふ ごろん眠入り気我誘ふ
おをちみよあら なつやきぬ おを地味よあら夏や来ぬ