GW中の中日新聞に
「ペットブームの陰で」という題名で
上中下と３回に分けて、連載が掲載されました。
読まれた方も多いのではないでしょうか。
今週５月１２日放送の「情熱大陸」でも
保護猫カフェの店主「梅田達也」さんの
活動がクローズアップされていました。
https://www.mbs.jp/jounetsu/2019/05_12.shtml
最近はテレビの番組や、ニュースでも
昔と比べると
多頭崩壊や犬や猫の保護活動などの話題を
取り上げられる回数が
ずいぶん増えた気がします。
とても良い傾向だと思っています。
中日新聞の5面に
毎日載っている「発言」のコーナーでも
１３歳１４歳の多感な時期の若い人達からの
「殺処分反対」「ペットの終生飼育」の
嬉しい意見がよく掲載されていて
とても嬉しく思いながら
読んでいます。
名古屋市動物愛護センターでは
安楽死装置を撤去し
保護猫犬の収容スペースを
広げる計画だそうです。
保護する数が増えるのは
それはそれで良い事だとは思いますが
収容される猫の数を
いかに減らすかという
大元の問題を解決しない限り
その場しのぎの策でしか
ないのでは？と思ったりします。
私達にも、この時期になると
庭で野良猫が子どもを産んだ
会社の倉庫の中で
乳飲み子の鳴き声がする
そんな相談が多数寄せられますが
子猫を保護するだけでなく
その母猫の避妊をしなければ
数か月後には
また妊娠し、出産します。
大元の蛇口をしめなければ
エンドレスです。
「野良猫を減らす」
「野良猫を増やさない」
それが殺処分を減らす
一番の根本だと思います。
ただ・・・
私達のような保護グループや
ボランティアだけの力では
やはり限界があります。
行政も主体になって
本気で考えてもらわないと
問題は絶対解決しません！！
そんな中、愛知県海部郡蟹江町では
今年度から（平成３１年４月１日から）
野良ネコの避妊去勢の手術費に補助金が
出るようになりました。
メス８０００円 オス５０００円です。
蟹江町のメンバーや
蟹江町のボランティアさんのお力添えで
なんとか実現する事になりました。
この近辺では初めての「補助金交付」なので
大変ありがたい事だと思います。
補助金が出る事によって
今まで金額がネックで諦めていた方々の
背中を押すきっかけになると思いますし
私達もエサやりさんとお話しをさせてもらう時の
プラスに材料にもなります。
あま市議選の候補者に送った補助金有無の
アンケートの回答率は
散々な結果でしたが
中には真剣に考えて下さってる議員さんも
いらっしゃるようなので
蟹江町を見習って
ぜひ海部郡大治町、津島市、あま市も
そうなる事を期待しています！
https://www.mbs.jp/jounetsu/2019/05_12.shtml
「情熱大陸」で放送された保護猫カフェの店主の梅田さんが
「ネコの幸せを願ってやっている活動なんですけれど
同時に人も幸せになっていただければ
これ以上の事はない」
最後におっしゃったこの言葉が
とても印象的でした。
