ねこネットあま

一人ぼっちの三毛ちゃん ①

「近所に居る野良猫の1匹がガリガリの状態です。

エサも与えられていないようでゴミを漁る姿も見かけます。

周りに保護できる人がいない為 可能であれば保護お願いします」

その子の写真と一緒にこんなDMが届きました。 ⁡

「保護して下さい」そんなメールが本当にたくさん入ります。

すべての子達を保護出来たらどんなに良いかと思いますが

残念ながらそれは不可能なんです。

保護して終わりなら、いくらでも保護できます。

しかし、そこには当然かかる費用

その子を入れる場所

その子をお世話する人が必要となります。

それにもしその子が大きな病気や感染症を持っていたら

一生涯その子の面倒を見る事になります。

健康な子だったとしても、里親探しをして

ずっとの家が見つかるまでには

どれだけの労力が必要かと言う事を

どうか分かって頂きたいです🙏💦 ⁡

でもこんな写真を見てしまった以上

メンバーKは見過ごす事が出来ず現場へ。 ⁡

 

現場で相談者さんから話しを聞くと

アパートの住人がエサをあげていた。

飼う気もないエサやりに苦情が入り

管理会社がエサやりを注意。

その日からエサやりをやめた。 ⁡

他の野良猫たちは違うエサ場へ散らばって行ったようですが

この三毛ちゃんだけは、そこでしかご飯を貰う場所を知らなかったのか

エサを貰えなくなったそのアパートに留まり

ガリガリに痩せていったようです 。

体中毛玉がいっぱいで

毛艶も悪く明らかに調子が悪そうです。 ⁡

結局メンバーKは その子を連れて帰りました。

・ ・ 三毛ちゃん病院へ。

ウイルス検査、肝機能、血液検査 レントゲン

便などなど 色々調べました。

結果、エイズ、白血病陰性。

肝機能、レントゲンも問題なし。

脱水、貧血あり。

お腹の中にジアルジアという 顕微鏡でないと 見つけられない虫がいました。

推定年齢5歳くらい。 体重2キロ。

写真ではわかりずらいですが

ゴツゴツと骨がわかるくらいに 痩せています。

脱水やジアルジアは 何とかなりますが 問題は貧血。

きちんと食べ栄養をつければ 数値は上がるはず。

それに期待したい。

とりあえず経過を 見ていくしかありません。

必要な処置をし おうちに連れて帰りました。

おとなしく穏やかな子。

しんどかったと思います。 体も、心も…

初めて入るおうち。

ご飯も食べてくれました。

お腹が空いていたと思います。

ジアルジアのせいで下痢がひどい。

食べたらすぐにフラフラしながら トイレに行き水便を出す。

ゴミを漁っていたこの子から 早く悪い物を出してあげたい。

ゆっくり、ゆっくり 体が回復しますように。

ゆっくり、ゆっくり 心も回復しますように。

メンバーkとの距離も 少しずつ縮めていこうね。

あなたはまだまだこれから。

時間はたくさんあるから。

ゆっくりがんばろ。

::::::::::::::::::::::::::::

その後の三毛ちゃん。

ほとんど食べないし吐くようになり

体重も減って脱水、貧血が進行しているので

点滴で食べるようになるか

輸血しなければいけないか

様子見ながら原因をつきとめる為に

入院になりました。

どうか早く元気になりますように。

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