ちょうど一年前
メンバーKが保護した
2か月くらいの茶白♂
この子はエイズ、白血病共に持つダブルキャリアでした。
免疫を上げるインターフェロンの投与でエイズは陰転。
しかし白血病は残りました。
子ネコの時から白血病を持つ子の寿命は
1年〜3年と言われています。
この子ほんとに白血病なの?と思えるほど
やんちゃで元気いっぱいのこの子。
楽しそうにオモチャで遊ぶ姿
これからもずっとそうやって
元気に遊んで欲しいと
「トイくん」と名付けました。
白血病キャリアの先住猫達に囲まれ
教育され、噛み癖も治ったね。
受け入れてもらえて良かったね。
毎日そんな姿にホッとしていました。
ところが先週火曜日夜遅く
トイくんの様子がおかしいことに気付きました。
元気、食欲はあるのに
呼吸が大きく
お腹の動きがおかしい。
何だろう??
呼吸は怖いので今から病院へ行こう!
スマホで検索すると
365日朝8時までやっている動物病院を見つけました。
(獣医師会の夜間救急病院ではありません)
早速電話をし状況を説明し向かいました。
病院まで高速を使って30分。
到着した時には更に呼吸が荒くなっていました。
夜間は先生一人ですが
救急病院なだけに対応は早い。
レントゲン、エコー、血液検査
結果、胸に水が溜まり肺が圧迫されることにより
呼吸が苦しくなっている。
すぐに水を抜きます。
水を抜いた後も苦しそうな呼吸は止まらない。
トイくんの胸水は赤く血が混じっていました。
心臓の横に腫瘍のようなものが確認できる。
その腫瘍からの出血である可能性。
もしかしたらこの子はずっと酸素室が必要かもしれない?!
ダブルキャリアだったので
早かれ遅かれ覚悟はしていましたが
こんなにも早く、こんなにも突然に?!
この子はまだ終わらない。
終わらせないよ!!
トイ君!!!