くるみの実はあくの塊です。
ごぼうを思い浮かべてもらうと良いかとおもいますが
皮をむいて、空気にさらしていると、みるみる変色してしまいます。
なので、お料理と同じ、すぐにお水につけて、そのままぐつぐつ煮ます。
そして、煮汁をとったあとの、クルミは
しばらくおいとくと、酸化して、こんなに真っ黒になります。
今度は、煮汁に糸を入れて、また火にかけて、煮染めしますが、
空気に触れているところだけ、酸化して、濃く染まってしまいます。
なので、上手に酸化させながら染めないと、うまく染まりません。
シルクの場合は、糸を繰りながら染めます。
ウールは高温の染液のなかで、動かすと、フエルトになってしまうので
染め上がったら、熱いうちに、一気に空気にさらして、酸化発色させます。
みるみる、糸の色が変わるので、これはちょっとダイナミックで楽しいです。
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3日で、約4キロの糸とストールを染めました。
今日の、お日様と風は、神様です。
いい色に染まりました。
今年も、くるみさん、ありがとう!
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