ペットコミュニケーション a-luna

暮らしの中で思う事、感じた事など気ままにかいていきます。
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アイヌの人達

2008-07-01 23:12:31 | ワンネスディクシャ
先日参加したワンネスカンファレンスではアイヌ民族の方が三名参加されていました。

やはりインドへ行きインストラクターになられています。
その中のリラさんがこんな事を言っておられました。
昨年リラさんは崖から転落して意識不明の重態になったそうです。その時夢なのかどうかわかりませんが、見ていたものがあるそうです。

1本の長い道を進んでいく自分が見えていました。遠くに仲間がみんないたそうです。「あ、早く行かなくちゃ」そう思った瞬間、神様(だと思うと言ってました)が出てきて通せんぼされたそうです。

逆らう事も出来ず戻ろうとした瞬間目が覚めたという事です。

アイヌの先住民族は昔から神と共に自然と共に、動物や植物と共に生きてきたそうです。
今でもその精神は変わっておらず神に祈りを捧げ、日々に感謝し生きている。
1本の木を切ったら10本の木を植える。そうして昔から生活してきた。

生活の中に神の存在があり深く繋がっている…。
神というと宗教色や一部の人達のもの…と捉えがちだけど私はこの「神」という存在を「私を守ってくれている聖なる存在」と認識している。

私と共にいつもあり私を守ってくれる存在、これは私だけでなく誰にでもいるのです。すぐそこに…。

アイヌ語のお祈りの言葉は私には解らないけれどこのお話を聞いて何故だか涙が溢れてしまいました。

私の中の深い部分が反応したのかもしれない…。

ニセコの森を遊び場として暮らしているネコちゃんと以前コミュニケーションしました。
野性味が強く人間の枠には収まらない子達。
森の近くの小学校に入らないで、と学校側から苦情が来て悩んでいた飼い主さん。
でもネコちゃんは「なんで~?」と聞いてくる。
そりゃそうだよね。

人間側から見たら色々な理由があるかもしれない。けど排除して解決というのは何だか悲しい。
互いに存在を感じながら共存する方法は無いのだろうか?と私は思ってしまう。
未来を担う子供達にもその方法を伝えて欲しいと思ってしまう。

アイヌの楽器「ムックリ」の演奏を聴きながらそんな事を思いました。