本が趣味だった父親が残した本がたくさん本棚にあります。永井荷風の全集、堀辰雄全集など、私の趣味とは違うので読む気も無く、姉や弟に聞いてもいらないという返事。ゴミに出すのもなんとなくすっきりしなくて、20年近くそのままになっていました。そろそろ自分の物も減らしていこうかという時期になってきたので、書籍にも手をつけようと思い切りました。ためしに、一セット、本の買取のお店に持って行ったら、若い店員さんが一応眺めてから、こういった本は扱っていません、と言う。一目見てすぐにダメと言わないのは、お客さんとして気を使っているのか。図書館に聞いてもいらなさそうだし、全集で60冊以上あるので、全部で100冊は超す本をゴミに出すほかありません。