友を見送った日

ども、「アルミダ２」です。昨日わたしは、友を見送りました。

わが友・ｐ氏が、この日をもって引退することになりました。



今後のリアルのことを考えて
すっぱりと、クロノスから卒業することを
決意したのだそうです。


うん

英断だ、と思います。

極めて健やかで全うな判断であると。


その事実を知らされたのは、土曜日でした。
かなり衝撃ではありましたが、
私は、一晩のうちに、淡々とそれを受け止めておりました。

それが賢明であることが非常によくわかったからです。
ほんとうの意味で、彼のためであると。

そして、最後になるのだという日曜の午後、
いつもより早めにINして、待機しておりました。


みんな、来ていました。

ある程度自由にＩＮできる人は集まっていました。

最後のＰＴのために。

クロノスに未練を残さぬように装備を売り払ってしまったｐ氏のために
全員で、装備を持ち寄りました。

私は、サブマジから、ＱＰＮ・ＱＰＰ・プルリンを引っぺがしてまいりました。

でも、最後、彼がどんな格好をしていたのか
ちょっとわかりません。

彼はずっと、ＰＴ服の白いタキシードに身を包んでいたからです。

うん、すごくよかったですね。・・・＾＾


準備万端整えて、
いざ火炎奥へ！

と思ったら、まあ、サバかえてもかえても人がいること＾＾；

しかし、移動は迅速でしたね、みんな。


私は、この日のために、ダークナイトをおろしました。
でも、なんか、これ着てるとタゲとれないとかで
すぐに脱ぐことに。



Ｐ氏の支援です。
最後の支援。


いつも以上に飛びました。





葡萄を着ていてよかったと思いました。
死にはしましたけど、
彼のために
彼の支援に応えるために
少しは無様でない狩りが出来たのじゃないかと思ってます。
それがバルとしての私の餞ですから。

2時間ぐらいかな・・・・
めくるめくような、
このまま永遠に続けばいいような
そんな時間でした。

でも、楽しい時間は終わりが来る。
始まりがあれば終わりが来るのです。

でも、

哀しくはなかったです。

嬉しかったです。

最後に、（全員ではないけれど）仲間で
慕わしく思う友を見送れる。
その事実に、いまも胸が熱くなります。

わたしは、かつて、慕わしい人を見送ることができませんでした。
見送りはたった一人で、寂しく逝かせてしまった・・・
そのことが、いついつまでも、心に残っていました。

でも、今度は違う。

同期のなかの同期
友のなかの友
ｐ氏を
きちんと見送ることが出来たと思っています。


果たせなかったことはいろいろあります。

でも、不思議といま、心に悔いがないのです。


火炎奥固定ＰＴは、メンバの一人がレベルアップしたところで
終わりました。






いついつまでも去りがたい気持ちでしたが
解散しました。


その後、１鯖にもどって、彼はなおも引退売りを続けておりました。

しばらくして、tさんが来たようでした。


ややあって、ｐ氏から連絡が入りました。

ｔさんと神殿を回っているというのです。

その2人きりの時間に呼んでくれたことに感謝しました。
私も、かつてのように3人で回りたかったですから。


が、しかし、ここで画面がいったん真っ暗に！

内緒を送り、リログしてくるから待っててくれるよう頼みました。
時間のあまりなさそうなｐ氏でしたが、
凄く明快に「わかった！」と答えてくれたのが
凄く嬉しかった・・・・


が、リログしてもどってみると、今度はｐ氏がいない
ｔさん曰く、サバオチとのこと
あああ、もう3人で揃うことは出来ないのかと思いきや

彼もほどなくして戻ってまいりました。
ああ、ネットとＰＣの神様、感謝します！




このラストラン、ちょっとした趣向がありました。
パーティ服着用のこと、
スキル禁止、
通常攻撃のみ
サラマンダーを拾うまで

そう、装備をすべて売り払ってしまったｐ氏のため
こういう趣向をおそらくtさんが提案したのでしょう。

それは、戻ってきたｐ氏から最後にかけてもらった支援スキルの
値をみても、実感されたことでした。


さぁ！サラマンダです！
サラマンダが出たら、このラストランは終わり

しかも、そのサラマンダ、
はじ街にもどって、シャウト１Ｇ売りをするというのです！！

ふるってますよねえ、まったく＾＾

私は、あの、お世辞にも趣味のいいとはいえないパーティ服に
バルとして初めて袖を通しました。
たった一つ残してあったもので、1時間のものでした。

結局1時間は使わなかったのですが・・・・

こんな風に使うことになるのは、まったく予想もしていませんでした。



サラマンダーが出るまでのラストラン
なかなかでない、手ごわい相手でした。

と思ったら、

出したのは私でした。

あちゃあ＞＜

ＰＴ服に身を包んだまま３人うち揃い
はじ街で、やりました！サラマンダ・シャウト１Ｇ売り！

ほどなくして、〆ましたけど、
ほんとに１Ｇの買い手がついたのかどうかは、
ここでは申しますまい・・・・＾＾



ひととＰＳでごった返す１鯖・はじ街でしたが
私たちは3人だったような気がします。
気心の知れた3人。
楽しい時間をともに過ごしました。

最後に三人で揃えたことを本当に感謝します。






真面目で、義理堅く

物腰穏やかで、
誰に対しても丁寧で、

それでいて、男らしく
毅然としたところは毅然としていて

けっして堅物というのではなく

ユーモア精神もあって

品が良くて


キワドいｔさんと私のジョークに、
ドギマギしていたような感じがしていたように思ったのは
私だけの勝手な思いこみでしょうか。

あれこれ適当でいい加減で、勢いだけでものをいう私に
困ったような笑顔をモニタの向こうで見せていると思ったのは
私だけの勝手な思い込みでしょうか。


あなたと過ごせた時間は私の宝物です。

けっして忘れません。

スケイプに、あなたという聖騎士のいたことを

私はいついつまでも覚えています。


あなたに最初に会った日を覚えています。

あなたとともにがんばった《アイドラの7夜》を、覚えています。

マドで狩りを終えてもなお、遅くまでｔさんと話していたこと
覚えています。

最初にフレに行って、とんでもなかったことや、

図書で、tさんと3人で、頑張ったこと。


どれもこれも、素晴らしい思い出です。




あなたと出会えてよかった




楽しい時間をともに過ごせてよかった。


ありがとう、ほんとうに、ありがとう。



毅然としたあなたの決めたことだから、
詮無いことと承知の上で、いいます。

お時間ができたら、たまには、お寄りください

昨日みたいに、装備をみなで持ち寄りましょう。
あなたのためなら、どこなりと馳せ参じましょう。
いつなりと、狩りはできます。



あえて、さよならとは申しません。


元気で、ｐ氏。
どうか、新生活、がんばってください。＾＾ノ


あなたの前途に幸いあれ！