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かなり不定期

TECLAST Tbook 10S

2018-01-10 08:23:20 | Electronics
昨年12月にWindwsタブレットに手を出してしまった。しかも中華タブ。TECLAST Tbook 10S https://teclast.jp/TbooK10s と言う
モデルで、アクティブサポートジャパン http://activesupport.co.jp/ が正式に代理店となって技適認証も受けているので法的には全く問題はない他、プリインストールOSの日本語化も行っているので安心・・・なのか?しかしストレージに64GBのeMMCを内蔵しているとは言っても、Androidとのデュアルブート環境と言うこともあってWindows10のシステム領域は37GB程度と狭い模様。これ不安要素だね。

そんな不安を押し切って購入してしまったのは、Androidを削除すれば57GB程度のストレージとなり、最低限ではあるが使えるレベルになる。そのために以下の導入スケジュールを立てた。

1. Windowsを立ち上げ、基本的な設定を行う
2. 試みにWindows Updateを行い、Aniversary Update版を最新とする
3. 念のために回復ドライブとシステム修復ディスクを作成する
4. デバイスドライバのバックアップを保存する
5. eMMCの中身をSector by Sectorでバックアップする
6. MicrosoftからWindows10のディスクイメージをダウンロードし、USBメモリーに書き込む
7. Recovery領域を除くすべてのパーテーションを削除しWindows10をクリーンインストールし、再度基本的な設定を行う
8. ドライバが当たっていないデバイスにバックアップしたドライバを適用する
9. 改めて回復ドライブを作成しなおす
10. 必要なアプリをインストール
11. 普通に運用開始

とまあこんな感じで行こうかと思う・・・と言うか思っていた。まさかあんなことになって、このマサムネが匙を投げることになるとはね。

スケジュールは1.2.と進めていき、一度4.のプロセスを行うがなぜか失敗する。MicroSDカードに問題があるのだろうか?2.のWindows Update自体はまだ未完了だったので、再度試み・・・ここでFall Creators UpdateがWindws Updateによって強制的に始まってしまった。恐怖以外何物でもない。



そして再起動し、長い長いセットアップが始まる。夜も更けたので睡眠したが、朝に起床した時でもまだ18%しか経過していない。嫌な予感がするが、どうすることもできないので放置する。暫くして「問題があったので古いOSに戻しています(意訳)」というメッセージが表示され、ほどなくして再起動した。



グゲゲ・・・これって、致命的では?まだ回復ドライブもシステム修復ディスクも作成していないんだけど。ダメもとで別PCでシステム修復ディスクを作成して、CD-ROMブートから試みるが、そもそもCD-ROMを起動ドライブとして認識してくれない。そりゃそうか、BIOSから起動するマザーボードとEFIで起動するマザーボードでは必要なファイルが違うので、それぞれのPC環境にあったCD-ROMを作成しているのでしょう。しかし、今回はこれではまずい。困った困ったでは解決しないので、別PCでWindows10ディスクイメージをダウンロードしてUSBメモリーにマウントし、これを使って回復お試みることにした・・・が、Windowsのインストールドライブを認識してくれない。これあかん奴や。よって何をやっても回復不可能という事態に。

困った困ったでは解決しないが、もはや匙を投げるしかない。代理店にしてサポート窓口のアクティブサポートジャパンに連絡して対応してもらうしかないな。その日は2017年12月10日の日曜日、普通に考えて休みだな。では月曜日にしようか。

しかし、ここで魔が差すのがマサムネの悪い癖。クリーンインストールしちゃえ、それで問題が発生したらその時考えよう。なんと言う行き当たりばったりwそしてクリーンインストールが始まる。
インストール中に問題発生wインストーラーがWLANモジュールを認識しなかったらしく、ネットワークに接続できない。インターネットが何とかしてくれると甘く考えていたが、その前提が覆されるてしまった。この時、USB LANアダプターをなぜか持っていたことをすっかり忘れていて、そのままインストールを続行する。

まあ、インストールは終わった。デスクトップ画面は時計回りに90度回転した状態で表示されている。首をひねりながら見やすいようにモニターを設定し、デバイスマネージャーで状況を確認する。タッチパネルと回転等のセンサー類とWLANが動かない状態。困った困ったではいつまでも動かないが、ここでAnker USB3.0 Gigabit Ethernet Adapterの存在を思い出す。Tbook 10S付属のOTGケーブルを使って接続すると、ネットワークデバイスとして表示されていないにも関わらず、インターネットにつながっていた。すげえよ蟹さん。
まあ、このままではWireless LANも使えない古のノートパソコンと変わらないので、"更新とセキュリティ"の"回復"から"PCを初期状態に戻す"を選んで初期化する。今度は再起動したときから横長のデスクトップが表示された。デバイスマネージャーで確認すると、クリーンインストールでは適用されていなかったドライバが適切に当てられている、蟹さん様々ですな。
しかし、適切に当てられていたはずの"Broadcom 802.11n Wireless SDIO Adapter"が動作していない。枯れたデバイスなのでOS標準で問題なかろうと思っていたのに、やってくれるなMicrosoft。まあ、ネット上で何とか新しめのWindows10用ドライバを見つけたので、そいつを適用してみたら何とかなった。Ver. 1.596.12.1で、タイムスタンプは2016/07/26となっている。

と言うことで、Fall Creators Updateのおかげで大きくスケジュールを狂わされたが、当初のの目的であるWindows10シングルブート環境は整備できたわけである。初期のドライブイメージが無いので、Androidは永久に消滅したままだが。


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