ニイガタのおっさんの独り言

おっさんの不定期な言いたい放題辛口コラム

ホントのことを伝える

2019年03月31日 | 随筆
最近のアニメやゲームはフィクションながら戦争や闘争や暴力などが人気なのはご承知のとおりだ。

かく言う私も好きである。

ただ、それはあくまでもエンターテイメントとして楽しめるからに他ならないが、現実として起こった場合はそうはいかない。

最近の若年層には日本に軍隊を置いて国防しなければならないと考えている子もいるだろうが、テレビやアニメで描かれている戦争は実はホンモノではない。

戦争を通じた友情や故郷の親や兄弟、恋人を思う気持ちで感動を感じるが、人がバタバタと死んでいく現実を目の当たりにしたときそんな感情は吹き飛んでしまうだろう。

爆発にあって五体満足な死体などあるはずがない。

放送コードや映倫、さらに世間から縛られたエンターテイメントはきれいな部分を見せるしかないわけである。

だから今、人気のある若手俳優をたくさん起用して世間から非難されるような戦争映画を作ったらどうだろう?

人がバラバラになって無残に死んでいく姿や、略奪や強姦しまくった後に簡単に殺してしまうシーンなどコンピュータグラフィックを使えばリアルに再現できるだろう。

もちろん観た人が「二度と戦争したくない」と強烈に感じるようにだ。

だが、地上波では放送コードに引っかかってしまうのでムリだろうね。

なんでも美談や見たくないものに蓋をしてしまっては本質が伝わらない。

我が国がまた戦争を起こさないような方向性が大事なのだと今の子たちや後世の人たちに伝えるのが今の大人たちの義務だと思うね。

また、それを通じて命の大事さも感じてくれると最近の暴力問題やいじめなどもなくなるかもしれない・・・かもね。

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