神はそれでも意地悪に僕らの魂をいつかは取り上げるのだろう

クズと思われても仕方がない赤裸々な日記。

The world is not enough/後日談

2013年04月23日 00時28分29秒 | 日記
あれから五年が経ったけれど、我々が乗り込んだテレクラRはまだ元気に営業している。
二度と行こうとは思わないけれど、あの時の冒険が恋しくなることは多々ある。

出会い喫茶の方は閉店し、今はピンサロになっている。俺がどっぷりハマることになる出会い喫茶はまた別の店。

M市に行くたびに、金を払って寝た彼女たちのことを思い出す。彼女たちは今どこで何をしているのだろうか。まだ僅かな金で身体を差し出しているのだろうか。

「君は時々、女を見下しているような時があるよね」と妻は俺に言う。女なんて金を出せば抱けるものだ、という意識が俺の中にあるのだろうか。分からない。
いずれにせよ、今では金を払って女を抱こうとは思わない。虚しくなるだけだし、そうすることによって失うものがあまりにも多過ぎる。



なんて言ってみたりしてね。