子供のための自転車学校のお手伝いは、8月以来になってしまった。
9月はほかの用事で参加できず、10月はてっきり最終日曜だと思っていて、東京車連のウェブでチェックしたときには既に終わっていた。
11月はなんとか都合をつけて行こうと思っていた。
豊島屋酒造の蔵開きも重なっていたが、この日の晩に開催するビール会の資料を作る事もあり、酒蔵に寄っている時間もなかった。

武蔵境通りを通って多摩川に出、東京オーヴァルに着いたのは1時ちょっと過ぎ。
自転車学校は1時から開校だが、私としては結構早い到着だ。

守衛さんにご挨拶して競輪場の中へ。
着くと、私の古い自転車仲間が来ていたので、まずご挨拶。
お子さんがこの学校に参加なのだ。
各お題の説明が、コーチによって行われている中、東京車連の普及委員長にご挨拶。
委員長「今日、指導員が少ないから手伝いよろしく頼むよ。」
お手伝いに来た私だが、指導者講習を受けたこともないのでちょっと戸惑った。
今までは実に補助的な事しかやって来ていないから....。
この日は初心者クラスの子達の数が多かった。
上級クラスの子達は5,6人程度。
ということで、比較的上級クラスの子達の面倒を見ることになった。
まあ、割と自転車に慣れた子達だからそんなに心配無いだろうと思っていたが.....。
京王閣内を周回して、集団走行に慣れる練習中に子供2人が絡む落車が発生!
前で転倒した子に後から突っ込んでしまった子が痛みとショックで泣き出してしまったので、私も結構焦った瞬間だった。
だが、打ち身による初期の痛みと擦り傷でそれほど大けがでは無い。
歩いてベース地点まで戻り、消毒をしてもらう。
お父さんに申し訳ないなぁと思っていたら....。
私「すみません。私がついていながら....。」
お父さん「いいえ、すみません。うちのボケが....。ほらっ、これくらい大したことない!ほらっ、乗れ!」
おおっ、スパルタなお父さんにちょっとビックリ。
ああ、でも自分の子供の頃もこれくらいだったよなぁと思った。
自分が「補助輪」を取る練習をしたときは、泣きながら、擦りむきながら、何度も転びながらも乗せられた記憶がある。
今思えば、あの時よく自転車が嫌いにならなかったよなぁと思う。
その後、各テクニックの練習に移る。
上級クラスの子達は慣れた物で、それらは割と自分たちで勝手にやってくれるので、それに助言を与えたり、課題を与えたりする形だ。

スタンディング

ボトル拾い

三本ローラー

みんなロードレーサーやマウンテンバイクという訳ではない。
日常乗る「ちゃりんこ」で参加している子も結構居る。
その他、一本橋や急制動などこなして......。

みなさんお疲れ様でした。
秋の陽気の内に自転車学校は終了。

ところが夕方から急に風が強くなったかと思うと怪しい雲が.....。
まあ、降られずに帰ってこられました。
クラウドWEB
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