特定非営利活動法人秋田たすけあいネットあゆむ

フードバンク・無償の学習塾・こどもの第三の居場所フリースクール・こども食堂・居住支援・DVシェルター・緊急宿泊所

相対的貧困率

2017-01-18 01:46:47 | 活動報告
日本の6人に1人が「貧困」


そもそも貧困とは?
<絶対的貧困>
最低限の衣食住を満たさず、生きていく事が厳しい状態をいう

<相対的貧困>
その社会が「当たり前」と思っている生活ができない状態をいう
(日本では1日3食 高校・大学進学ができない状態)

相対的貧困率(2012年)
全体 16、1%
男性:14、8%
女性:17、1%


<子どもの貧困の社会的損失>
貧困世帯の子ども(0~15歳)
放置した場合の所得の減少額
42、9兆円

260万人


経済的貧困にならないために、必死に働いて、家族や子供に我慢をしてもらい、数値に出ない心の貧困対策にも取組んでほしい


ひろがる「地域の支援」

          
          フードバンク 
   

         遊び 
  

         学習


様々な取組みが始まっていますが、何かしたいけど、何をしていいのかわからない人もたくさんいると思います。具体的に、出来ることからはじめてみてください。

<貧困からの脱出>

秋田県の進学率

子供のころから貧困状態にある場合、将来にわたって苦しい生活を強いられる貧困の連鎖があります。
そこから抜け出すためにいろいろなものに応用できる ベースになるような力を備える事が必要です。
児童養護施設出身の子どもが「僕には頑張るエンジンがのってない」という言葉は育ってきた環境全てがその子供自身の頑張ろうとする気持ちさえ、消失させてしまうのだと衝撃を受けました。
何かをやろうという気持ちが育ってない。その気持ちは全ての人間に必ず備わっているものではないと気づかされました。
秋田たすけあいネットが出来る事は微力なのかもしれませんが、「食糧支援、学習支援、制服リユース事業」必要であると思われる事に全力で取り組んでいます。
1人でも多く方と繋がることができるよう、活動を広げて参ります。
          
(お知らせ)
準備が整いましたら、秋田たすけあいネットの事務所にて、精神保健福祉士の佐藤が「不登校の相談」に応じます。


子供の貧困対策

2017-01-05 02:52:29 | 活動報告
2017年も様々な問題の解決に微力ながら努めて参ります。
        

内閣府は年内中に「子供の居場所づくり」を国内1000ヶ所作ることを推進していくという目標を掲げています。
子供の貧困問題解決の一つとして、数年前から「子供食堂」が首都圏を中心に広がっています。
都内のある子供食堂では、初めて来た親子とは面談をし、食べる事に本当に困っているか聞き取りをするそうです。
本当に困っている親子に食事を提供したいとの意図があるそうです。
食材は全国からの寄付で賄われ、スタッフはボランティアで運営されています。
本当に困っている親子を探す・・
手段はどんな形であれお腹を空かせている親子に食事を提供する活動は広がっています。
秋田市でも行政から委託を受けた団体が、無償の学習塾を運営し、勉強の後、月に数回子供達と食事を一緒に作り食べています。
            

2015年から食糧支援活動をしていますが、食べる事に困っている子供をいかにして探し出すか、難しいのが現状です。
隠れていて中々見えません。
様々な取組をし、見つけ出す努力をしています。
それと同時に母子支援施設への食糧・日用品・子供服の提供も開始しています。
現在秋田県内の4か所に支援物資が集まる都度提供をしております。
施設を出た後も支援を続けていければと考えています。
 
たすけあいネットの学習室もいよいよ受験シーズン本番です。
1月7日からスタートします。
ボランティアの先生も1人増え、ほぼマンツーマンでの指導が出来ています。
先生たちも子供たちのために真剣です。
それぞれが春には笑顔で一歩を踏み出せるよう、全力でサポートします。
       
4月からの生徒募集も残り4名となっています。
お早目にご連絡ください。

制服のリユースのご協力も引き続きお願いしております。
子育て世帯の経済的負担軽減のため、皆様のご協力をお待ちしております。
お近くのよつやドライクリーニング・アピアアッと各店舗にお持ちください