NPO法人Akitaコドモの森

2017年11月28日(火)コドモの森ようちえん『大森山公園』

今日のようちえんは『大森山公園』。

お天気は最高の晴天!

今日は県内の保育園にお勤めの現役の保育士さんが、『森のようちえん』を見たいとの事で、見学に来て下さいました!

のびのびとした施設で働いた後、県内の保育園におつとめされたところ、今の現状の保育幼児教育に異和感を感じてしまったとのこと。
そこで、いつもコドモの森のブログ等を見てくれていて、『いいな~』と感じていて、今日見学にいらして下さいました。

現役保育士さんなので、見学というよりは、もう即戦力!
それに今日は助っ人ママのMさんも入ってくれて、有難く頼もしい限り^^

ゲスト2名に大森山のどこを教えてあげたい?と聞くと、
『展望台』&『霜柱』との答えで、今日は展望台経由の霜柱の池に行く事に!
けっこうな距離ですが出発!



早速、道じゃない所を歩いたり、
霜柱をみつけとってみたり、
新しい道を発見して冒険にでかけたり...
今日も道のりは長いですね~

でもみんな楽しそう!

現役保育士さんも、その姿を見て、もうはじめから感動と考えさせられる事ばかりだったようです。

『見守りってこんなに大変なんですね』と。
だまって手をつながせ二列に並ばせて目的に向かって歩くのがどんなに指導者側にとって楽なことか...

棒をもったり、走ったり、大きな木を引きずって歩いたり、薮の中に入って行ったりしながらの目的地に向かって歩く森の子たちの見守りは、いつもと違って本当にドキドキだったようです^^

森のようちえんスタッフは体力もそうですが、神経を本当に使うと感じます。

そして保育士さん曰く『口を出す方がよっぽど簡単で楽に思います』とのこと。

そう、手は出さずお口チャックで見守ることは本当に難しいかもしれませんね。
口を出し、事がおこるまえに危険と思う事を排除するということがどんなに楽な事かと感じます...
が、コドモの森ようちえんでは、子どもたちの先の先までの成長を考えると、やっぱり見守りを大切にしたいと思うのです^^



普通の道は歩かず、今日もこんな急斜面をあえて選んで歩く森の子たち。
いつ転がって来てもいいように、ここでも下で見守るスタッフなのです



やっぱり展望台最高にきもちいい~~~~!

今日は鳥海山に男鹿半島に太平山全て見渡せる最高の日でした

秋田育ちの保育士さん、なんと!ここに来たのが初めてだそうで、感動されておりました

コドモの森はこんなもんじゃないですよ~。
日々、毎日が、大人も発見と感動がいっぱいですから^^
感動がとまらないってすごくないですかね^^

展望台には親子サークル組もいて、気持ち良さそうに遊んでおりました。
親子組はグリーン広場からのぼってきたんですって!
崩れた急な道をよく頑張って登って来たなとびっくり
ちびっ子たちも体力つきましたね^^



たくさん遊んで、水分補給して、ようちえん組は急斜面の山を反対に下ります

っていうか、森の子たち、走って飛び跳ねてグリーン広場まであっという間に到着
なんという子どもたち!
大人でも足下安定せず慎重になってしまう崩れた急斜面の道。
恐るべし森の子です。



蟹の川で遊んだり、
隠しておいたサッカーボールで遊んだり、
薄く張った氷をとって喜んだり...





こぼれ日できらきら輝く霜柱の池。
時間的になのか霜柱はなかったけれど、
そこで遊ぶ森の子たちは、霜柱よりもきらきらと輝く妖精のようで、
見ているだけで幸せを感じてしまいました


一日保育士さんは、自身が異和感を感じていた事、自身の思う保育教育の方向性を、今日しっかりと感じとったようで、帰りには自身の目もキラキラ、心もすっきりリフレッシュして帰られていったようにみえました。

今回の保育士さんのように、関係者の方々に、是非コドモの森の活動を見て欲しいなと思っています。
必ず大切な気づき、そしてヒントを感じていただけると思っています^^


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