AKIRA-NEWS by goo

本当は怖い保健丸

薬種問屋の森屋は保健丸という薬で繁盛していた。保健丸はいわゆる六神丸のまがい物である。六神丸とは麝香やがまの油、熊の胆嚢、牛の胆石などを調合した薬。
しかしその保健丸で副作用を起こした若者が森屋の主人を訴えた。その場を何とあかり(川澄綾子)が見てしまった。
一方、下野の国那須野では大規模な巻き狩りが行なわれていた。熊や鹿をそこで捕獲していたのだ。しかし小熊や小鹿を容赦なく撃つ有様に、地元の猟師である鉄蔵(長島雄一)は恐れおののいてしまった。

保健丸の宣伝ビラをまいていた志保(樋口智恵子)だが、副作用が出たという知らせに驚き、すぐさま医師の大西仙斎(広中雅志)に保健丸を見てもらうことに。
するとこれは六神丸に似てはいるが、実際には未熟な熊や鹿の臓物を使っており、結着剤としてへ片栗粉などが混入されているという。しかし副作用の元凶になりそうなものは見つからなかった。
森屋の保健丸に混ぜ物、志保の書いた瓦版が原因で森屋はあがったり。たまらず典薬頭の加藤が森屋を調べる。しかし何も見つからず。加藤の報告を聞いた山岡三四郎(井上和彦)は志保を捕らえよと命令を出す。

そして志保は牢屋敷に捕らえられてしまう。藤田主水(一条和矢)は困惑した。さっそく例によって葵(飯塚雅弓)、愛佳(力丸乃りこ)、由真(生天目仁美)に探索を依頼し、加藤の不正の証拠をつかむことにする。
森屋から劇薬が見つかったことで、奉行所は森屋を捕らえとうとう欠所に追いやった。しかし加藤は欠所者奉行の藤井と組んで森屋の隠し持っていた毒薬等々の類を所持していた。
森屋から加藤にそそのかされたことを知った主水は森屋の儲け500両を元に加藤と藤井の始末を決意するのだった。

仙斎は保健丸の謎の成分がわかったという。それはジギタリスだった。あかりが見た廃人はジギタリスの毒に犯されたのだ。
さらに加藤と藤井の命により大規模な巻き狩りが行なわれることが明らかとなり、河野鷹之助(福山潤)も同行するが、その巻き狩りで鉄蔵が鉄砲隊の凶弾に倒れた。鷹之助は鉄蔵の無念を晴らすべく、このみ(落合祐里香)に連絡し、江戸の鶴来屋へつなぎをつけた。主水とあかりが鶴来屋で加藤、藤井、鉄砲隊の始末の段取りをつける。鷹之助が宇都宮についたところで始末開始となった。

宇都宮に泊まった巻き狩り一行に、葉っぱぎ人たちの釣り天井大仕掛けが待ち受けていた!!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「必殺葉っぱぎ人」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事