見出し画像

札幌・円山生活日記

「Moliere Cafe(モリエール・カフェ) 降っても晴れても 」

ミシュラン北海道で三ツ星獲得のフレンチレストラン「モリエール」プロデュースのカフェ「Moliere Cafe(モリエール・カフェ) 降っても晴れても 」。「JR札幌駅」近くの「六花亭札幌本店ビル」9階です。お洒落な雰囲気でモリエール・テイストのランチをカジュアルに楽しめます。

今日は「Moliere Cafe(モリエール・カフェ) 降っても晴れても 」でランチです。先般「ヤマハミュージック札幌店」に所用があり「六花亭札幌本店」ビルを訪問した時のこと。所用を終えエレベーターホールに出ると上階に「モリエール」の名を冠したカフェがあることを発見。偵察に上階に行くとお洒落な雰囲気の店があり店頭のメニューをみると本店よりカジュアルな感じ。そこで「ヤマハ」で再度所用のできた本日予約して出かけてきました。

立派な「六花亭札幌本店ビル」です。

エレベーターを9階で降りるとこのような空間が広がります。「Moliere Cafe(モリエール・カフェ) 降っても晴れても 」のエントランスです。

エントランスを入るとこのような置物が。間仕切りも兼ねお洒落な雰囲気造りに一役かっています。

店内は大きな窓から自然光が入り明るく心地よい感じ。9階ですので窓からの景色も悪くありません。

窓際の席からエントランス方向を見たところ。木材の家具と所々に配置された観葉植物によりナチュラルさを演出していますがテーブル間の近さが若干気になります。満席になるとファミレス化しませんでしょうか。

キッチンはオープン方式。カウンターにはフルーツやケーキ類が並んでいます。

メニューとともにフレッシュ・ジュース用のフルーツがテーブルに運ばれてきます。

ランチ・コースは「menu A(以下「A」税込み2,400円」と「menu B(以下「B」同3,700円」の2種類。メインの好みで「A」と「B」を1品ずつ注文しました。

「B」の「スープ」はグリーンピースの冷製スープ。生クリームとカレー粉が添えられ味変が楽しめます。

「A」「B」共通の「モリエールサラダ」。フェンネルやイタリアンパセリにベビーリーフ等の緑の下に生ハムがあり、その下にはフルーツトマト、カブ、絹さや、人参、ブロッコリー等に加え、ポテサラダ、紫キャベツのマリネ、半熟卵などが薄切りバゲットの上にのっかりオープンサンド風に。エディブルフラワーが彩りを添えます。

しばらくして美瑛の茹でアスパラが追加されます。味付けは塩茹で野菜と調味野菜にフレンチドレッシングとパプリカ等でワンプレートの中で少しずつ様々な味わいを楽しめます。サーブの仕方も味わいもモリエールプロデュースを感じる一皿です。

サラダの後、バゲットが用意されます。

「A」のメイン「美瑛豚のボイルハム」。マッシュ・ポテトとマスタードのピューレが添えられます。部位はモモ部分でしょうか、塩漬け熟成肉をボイルしたハムは豚肉の旨味を凝縮したようなコクのある味でマッシュ・ポテトやマスタードと一緒に食べると一層美味しくいただけます。

「B」のメイン「クネル」。もともとはフランス・リヨン地方の郷土料理で白身魚のすり身を団子状にして蒸し上げたもの。こちらはそのクネルを中心にして周りにアメリケーヌ・ソースを合わせオーブンで焼き上げています。

小さなオムレットのように成型されたクネルはプルプルフワフワな食感で白身魚のすり身も滑らかです。これに濃厚なエビ風味のアメリケーヌ・ソースに合わせて食べると格別の味わいです。かなり美味いです。

しばらくすると「サフランライス」が運ばれ盛り付けられました。アメリケーヌ・ソースと食べると上出来のリゾットのようでソースを余すことなく堪能できます。

「A」のデザートは「クレームダンジュ」美瑛産ハスカップソース。クリームチーズの食感を残した滑らかで上品な甘さの「クレームダンジュ」と酸味の効いたハスカップソースですっきりといただけます。

「B」のデザートの「ミルフィーユ」。予想を覆す高さにビックリ。薄〜いサクサクのパイ地にファリファリっとナイフとフォークでカットすると崩れていきます。サーブ前どうやってカットしたんだろうと思わせる技ありの1皿です。クリームは甘すぎず上品で印象的なデザートに仕上がっています。

「B」の小菓子は「グレープフルーツのピール」(左手前の黒皿)。加えてサービスということでピレネー山脈をイメージして焼き上げたというバームクーヘンをいただきました。歯ごたえのしっかりしたバームクーヘンでした。

最後にコーヒーをいただき大変満足のランチが終了です。

窓際の席からは三角山、大倉山、円山等が望めますが残念ながら天気はイマイチ。天候が良ければ満足感も増すものと思われました。

今日は大変結構なランチでした。お洒落な雰囲気の中で本店を彷彿させるテイストの料理の数々を堪能でき満足です。特に「クネル」は大変気に入りました。是非機会を見て再訪したく思います。ご馳走様でした。本店にも久しぶりに行きたくなってきました。

「Moliere Cafe(モリエール・カフェ) 降っても晴れても 」
札幌市中央区北4条西6丁目3-3 六花亭 9F  011-221-2000 
営業時間 11:00-16:00 17:30-20:00(LO) 日曜営業
(Lunch11:00-14:00、Afternoon14:00-16:00、Dinner17:30-20:00)
定休日 水曜日

http://sapporo-molierecafe.com

(2021.5.28訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「カフェ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事