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札幌・円山生活日記

中島公園近くの大人の時間を過ごすカフェ~「fog. (フォグ)」~

中島公園近くのカフェ「fog. (フォグ)」。“ここではどなたもただの人”のコンセプトの通り肩の力を抜いて自分だけの時間に浸れる心地よい空間です。ハンドドリップで淹れる選りすぐりのコーヒーとオリジナルの食事とスイーツが楽しめます。

本日は中島公園近くのカフェ「fog. (フォグ)」でランチ&スイーツタイムです。カフェ本で知った店で「中島公園」での紅葉めぐりの際に利用させていただきました。場所は札幌市電停「中島公園通」から徒歩1分、地下鉄南北線「中島公園駅」からも公園内を歩いて徒歩10分弱です。
当日は「中島公園」から参りました。「豊平館」横の出入り口を市電通りへ出て右折したところです(地図)。
市電通りに西向き面するマンション1階のカフェ「fog.」の外観。建物の壁などに看板など無く店舗前に簡素な板に武骨に白字で「Coffee Shop」と店名の表示が。注意して見なければ通り過ぎてしまうような店構えです。
引き戸を開けて店内に入るとアンティークな調度品とグリーン。
そして木造りのカウンター5席と厨房があり・・。
奥に観葉植物が配されたハイセンスは空間が広がります。東京やニューヨークで音楽や映像の仕事をしていたという店主の趣味や経験が反映されているそうです。
ゆっくりとく寛げそうな窓際のソファ席。

隣には木製の電線ドラムで作られた素朴なテーブルと切り株チェア。そして奥には電子ピアノが置かれ爽やかなBGMを奏でます。

店奥から見た風景。随所に置かれたグリーンが良い雰囲気を作っています。
席は入口近くのアンティークなテーブルと切り株チェアを選択。
メニューを拝見。表紙には店名。“fog. 日本語で霧。喫茶店の雰囲気を残しつつ北海道の大自然をイメージしたお店を作りました”とのこと。


そして店のイメージコンセプト“ここではどなたもただのひと”
珈琲はストレートのみで深煎りのブラジル、グアテマラ、エチオピア、ドミニカの4種に中煎りのコスタリカ、ニカラグアの2種。フードはカレーとパスタにスイーツが数種。厳選されたラインアップです。

「モーニングセット」。メニューにはなく店のInstagramで紹介されていたので聞くとあるとのことで注文。平日Open〜12:00までのハニーバタートーストと珈琲のセットで税込み1,000円。
珈琲はお任せで当日の提供は深煎りの「エチオピア」。単品だと税込み750円。珈琲豆は家族経営の農園から厳選した豆を仕入れ全てハンドドリップで丁寧に淹れていただけます。飲み口が青く底の方が茶色でグラデーションの陶器のカップは『fog.(霧)』を連想させた食器を揃えているそうです。芳醇な苦味を感じる美味しいコーヒーです。
パンは注文を受けてご店主が向かいにある「ペンギンベーカリー山鼻店」から持ち帰った焼きたて厚切りトースト。無添加ニュージーランド産バターの上にハチミツをお好みで。
もう1品は店の看板メニューの「珈琲キーマカレー」。税込み1,150円。
卵黄が中心に乗せられ削ったチーズで飾り付けられた見栄えが良いキーマカレーです。オリジナルスパイスの味を深くするためにドリップ後の珈琲豆を混ぜ込んだというキーマソースは楽しい食感。ただ味的には珈琲要素をそれ程は感じませんが全体的に美味しい仕上がりでした。 
デザートはプリン。店主がかってたべた忘れられない味を再現したという「チーズケーキ」と迷ったのですがプリン好きなので注文。“流行りの硬めプリンに逆らって意思が弱い系プリンでお願いします”とのことですが固くはありませんが食感と卵感のしっかりした美味しいプリンでした。
「カフェオレ」(同850円)はたっぷりのマグカップで提供。こちらも『fog.(霧)』イメージです。
緑をアクセントに大変センスの良い店内で厳選のコーヒーと食事・スイーツをいただき満足でした。ご馳走様です。
店前の「中島公園通」を通る市電でした。店内からも見えます。
帰路は再び黄葉鮮やかな「中島公園」でした。

「fog.(ふぉっぐ)」
住所:札幌市中央区南11条西6丁目
営業時間:10時~18時(22時)
店のInstagramで要確認。
定休日:なし
(2023.11.13)

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