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札幌・円山生活日記

札幌市内でサクランボ狩りの穴場です!〜八紘学園果樹園〜

本日は「八紘学園果樹園」で「サクランボ狩り」です。「八紘学園」は農業の未来を担うリーダーを育てる1930年設立の歴史のある2年制・全寮制の農業専門学校。「サクランボ狩り」は豊平区月寒の市街地に隣接する63haの敷地内の実習施設でもある「果樹園」で実施するイベントで毎年楽しみにしています。今年も「八紘学園農産物直売所」のInstagramに「2024年2日(火)よりサクランボ狩りを開始します」との告示が出ました。期間は収穫終了までなので初日に早速でかけてきました。
当日は地下鉄東豊線「福住駅」からタクシーで「果樹園」に向かいます。所々に「さくらんぼ狩りの受付はこの先です」の表示が出ています。また「八紘学園農産物直売所」のInstagramで『Googleマップで八紘学園果樹園と検索してください』と出ておりマップ上に位置が表示されるようになりました。今年のタクシー運転手さんも果樹園の場所は判っているようでしたがサクランボ狩りの存在は知りませんでした。やはり“知る人ぞ知る穴場のサクランボ狩り”のようです。
到着後先ず青いテント下の受付で料金を払い持ち帰り用のプラスチックトレーと食べたサクランボの種を入れるプラ袋を受け取ります。食べ放題60分間で大人1,400円(去年より200円アップ)。持ち帰りは100g当たり300円(同100円アップ)です。諸物価高騰の影響がここにも!です。

先ずはリンゴ畑奥のサクランボ園へ。 午前9時過ぎ受付でほぼ先頭入場ですが次々と来園者がやってきました。木に掲示されている品種名を見ながら2粒食べて1粒収穫するぐらいのペースで園内を周ります。

先ずは《南陽》。受付の品種紹介では『大粒になりやすい。歯ごたえ抜群』と特徴が書かれています(以下同じ)。『さくらんぼの王様』 とも言われる人気品種です。
お尻の部分がややとがった短いハート形の《北光(水門)》です。『甘みも酸味もあるやわらか食感』。こちらも美味しい品種です。

お馴染み《佐藤錦》。『味の良さと外観の美しさで有名』。人気品種でもあるようで木の本数も最も多く感じました。

そして《サミット》。『色が濃いほど甘味が強くて肉厚』と紹介される品種。粒も大きく贈答用などに見映えが良さそうです。その他にも《高砂》《紅秀峰》《紅さやか》《月山錦》などの品種があり甘味、酸味、肉質などにそれぞれ特徴があるのですが総じて皆美味しい!

その中でも本日最も気に行ったサクランボ。園内に1本の《はるちゃん》です。品種紹介でも『謎多きスイートアイドル』と書かれネットで検索しても出てこないので珍しい品種のようです。甘みが強く果肉が柔らかめ、酸味のバランスも良く大変美味しくいただきました。

園内では学生さんたちが農作業に励んでおられました。
制限時間の1時間一杯たくさん食べて収穫持ち帰り分の清算です。順番に並んで受付で計量していただきます。

妻と二人で500g入るプラスチックトレー2つ。『860gですね!2,400円(税込み)です!』ということで60g分はサービスでした。《はるちゃん》、《水門》、《南陽》、《サミット》、《佐藤錦》などを中心に贅沢な盛り合わせです。スーパーやネットで見ても市価の半額程度でアトラクション付きの大変良い買い物でした。もっともサクランボを2,000円も買うのはこんな時ぐらいです。

帰りはポプラと白樺の並木を抜けて「福住駅」まで歩きです。途中で大型農機の乗車訓練中の学生さんにも会いました。
ここまで来て「八紘学園農産物直売所」を素通りする選択肢はありません。
目当ては「ツキサップソフトクリーム」。高品質な八紘学園産の生乳をたっぷり使用したオリジナルです。ここでしか食べられない生乳感溢れるソフトで税込み400円!。『札幌で一番のソフトクリーム!』と評する人もいる人気です。 
ポプラに白樺の並木と菜の花畑を見ながら美味しくいただきました。
最後に「直売所」向かいの「札幌景観重要建築物」の畜舎とサイロを見学して「福住駅」に向かいました。以上で本日の散策終了です。ご馳走様でした。そしてありがとうございました。来年も楽しみにします。

「八紘学園農産物直売所」
〒062-0052 北海道札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12
学校法人八紘学園北海道農業専門学校内
TEL011-852-8081
営業時間 4月中旬~11月上旬/10時~17時/11月中旬~4月中旬/10時~16時
定休日 木曜日 ※11月中旬~4月中旬は土・日・月曜日のみ営業
https://hakkougakuen.ac.jp/%e8%be%b2%e7%94%a3%e7%89%a9%e7%9b%b4%e5%a3%b2%e6%89%80/
(2024.7.3)

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