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札幌・円山生活日記

春の妖精たちが楽しめます!~「春の花展~一足早い春のお知らせ~」@「百合が原緑のセンター大温室」~

約25.4haという広大な敷地を持ち6,400種類ほどの花や植物が育てられている「百合が原公園」。園内には世界中から集められた約100種のユリを観賞できる「世界の百合広場」や札幌の姉妹都市である4都市の造園家が協力した「世界の庭園」などが広がる札幌市を代表するフラワーパークです。今は「緑のセンター」で春の山野草が楽しめる【春の花展~一足早い春のお知らせ~】が開催されています。

本日は昨年に続いて「百合が原公園」で【春の花展~一足早い春のお知らせ~】の鑑賞です。春先に花を咲かせ夏前には枯れてしまう“春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”は我が家近くの「円山公園」や「旭山記念公園」などでも楽しむことができます。特に昨年は【春の花展】鑑賞後の週末には「円山公園」でも《エゾエンゴサク》などの開花が見られたのですが今年は雪が多く残り少し時間が必要なようです。そんな意味で今年の展示会は一足早く春の妖精たちを見る有難い機会でした。アクセスはいつもの通り、地下鉄東西線「大通駅」で東豊線に乗り換え「栄町駅」で下車、1番出口前からバス利用です。
「百合が原 緑のセンター(温室)」の入口。
「春の花展~一足早い春のお知らせ~」の大温室へ。

温室中央に雪解け後の春の野山の風景をイメージして、その時期に見ることのできる山野草を中心に期間中20種類約150株を展示するそうです。

先ずは「円山」の斜面でよく見る《キバナノアマナ》。

八重咲の《キバナノアマナ》。
同じく「円山」のエゾリスが駆け周る足元に咲く《ニリンソウ》。

《フクジュソウ》。
そして《エゾエンゴサク》。
《エゾエンゴサク》も間もなく「円山」のみならず様々な場所で見ることができるのでしょうが久しぶりに見ると可憐な花に感動です。
《カタクリ》。昨年はこの展覧会とは別に定山渓や豊平公園で見ました。
《オオバナノエンレイソウ》。「北海道大学」の校章にデザインされているもので札幌キャンパス内でも見かけます。
《シラネアオイ》。こちらは「北海道大学植物園」で見ました。
《洋種オキナグサ》。
《タツタソウ》。
《ダイアンサス 'ニーウッズクリーム' 》。ナデシコの仲間だそうです。

《バイカカラマツ》。

2メートルほどの樹高の《エゾヤマザクラ》や《ソメイヨシノ》も展示されています。こちら《エゾヤマザクラ》。

そして《ソメイヨシノ》です。大温室を出て屋外へ向かいます。

《スノードロップ》。屋外でも雪が融け春の訪れです。
「世界の百合広場」の《シナマンサク》。
花がたくさんつくので「豊年満作」という縁起の良い名が付けられた日本固有種の《マンサク》の中国原産の近縁種だそうです。

頭上で大きな音と共に近くの丘珠空港への着陸態勢に入ったJAL機。
最後に「サイロ展望台」 を見て「百合が原公園」を後にしました。充実の“春の妖精たち:スプリング・エフェメラル(Spring ephemeral)”鑑賞でした。ありがとうございます。

【春の花展~一足早い春のお知らせ~】
開催期間:2024年4月2日火曜日から4月21日日曜日まで
開催場所:百合が原緑のセンター 大温室

【百合が原緑のセンター】
開館時間:8時45分から17時15分
休館日:月曜日(月曜祝日の場合、翌平日休館)
料金:高校生以上130円※中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書提示で無料

【百合が原公園】
料金:無料(有料施設は除く)
開園日時:終日入園可※P2駐車場を開放していますが、満車の場合はP1駐車場を臨時開放いたします。
(2024.4.7)


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