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札幌・円山生活日記

年越の大祓「茅の輪くぐり」と。〜札幌護国神社&中島公園〜

「茅の輪くぐり」は日本の神道儀式の祓の1つ「大祓(おおはらえ、おおはらい)」中での神事(神に関わる儀式)で毎年6月30日(「夏越の祓」)と12月31日(「年越の祓」)に行われるのが恒例です。「札幌護国神社」では12月31日に拝殿にて「年越大祓式」を開催するとともに式に参加できない場合でも各自自由に「茅の輪くぐり」をできるよう12月22日より境内に「茅の輪」を設置しています。 

本日は「札幌護国神社」で「茅の輪くぐり」です。例年「大祓」の時期に「札幌護国神社」には「茅の輪」が設置されています。今般改めて神社のインスタグラムで確認すると「茅の輪」は22日から設置されているようです。そこで本日は年末の買い出し等の様々な所要を済ませて訪問してまいりました。併せて積雪の「中島公園」をひと周り散策です。先ず「札幌護国神社」は地下鉄南北線「幌平橋駅」下車すぐで、自宅から東西線に乗り「大通駅」で乗り換えてやってきました。

【札幌護国神社】

「札幌護国神社」。明治10年(1877年)の西南の役に戦病没した屯田兵の霊を慰めるために明治12年に創建された由緒ある神社です。


「札幌護国神社」の「神門」。 左右の雪のかぶった狛犬も最近ではマスクを外しています。

「阿形」。

そして「吽形」です。

「神門」に「大祓のご案内」が掲示されています。「大祓式」は12月31日午後3時に札幌護国神社拝殿にて斎行。30人を定員として一般の参列も受け付け中のようですが既に〆きり(参列は完全予約制)。

「神門」から見た「拝殿」。


「拝殿」に向かって右手(北回廊)に「茅の輪」が設置されていました。過去2年間は新年3ヶ日も設置していた「茅の輪」も本年は12月31日までで新年は撤去するとか。正月期間の設置は参拝の混雑の原因となっていたそうです。 

「茅の輪」です。 茅(ちがや)で作ったこの輪をくぐり穢れを落とし身を清めます。右側に「茅の輪くぐり方」が掲示されています。

「茅の輪くぐり方」では、
①正面にて一礼を行い、茅の輪をくぐり左に回ります。
②正面に戻り、茅の輪を再度くぐり右に回ります。
③正面に戻り、茅の輪をもう一度くぐり左に回ります。
・・・

「茅の輪」をくぐる時には次の神拝詞(となえことば)を言いながら行うのが作法とされているとか(神拝詞は一例のようです)。
「祓い給へ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ
(はらへたまへ きよめたまへ まもりたまへ さきはえたまへ)」

・・最後に④正面に戻り茅の輪を更にもう一度くぐり、そのまま進み「拝殿」に向かいます。
 
「拝殿」では二拝二拍手一拝で拝礼します。


続いて「社務所」へ。
「社務所」内。

「大祓人形(おおはらいひとがた)」(形代:かたしろ)を受領します。

「ご案内」に従い「形代」に記入等を行い初穂料とともにお納めします。ご神前及び鴨々川で清めた後にお焚き上げを行い災厄の消滅等を祈念いただけるとのことです。

初穂料を納めると「神符」「ミニ茅の輪」「厄除けの湯(入浴剤)」がいただけました。
「神符」です。2人分の初穂料をお納めしたので2ケ頂戴しました。

併せておみくじもいただきました。以上でお祓い関係は終了し神社内を拝察。

【多賀神社】

境内社の「多賀神社」。

御祭神は「伊邪那岐大神」と「伊邪那美大神」の夫婦神様で「延命長寿夫婦和合」また「縁結びの神」として親しまれてます。

【鴨々川】

最後に「形代」を清めるという「鴨々川」です。



冬でも凍結しないので多くの鴨が集っています。

カップル鴨は群れから少し離れて静かに時を過ごしています。

独りオス鴨は元気に活動中でした。

【中島公園】

「中島公園」を南側からひと周りします。本年の営業は終了の「札幌コンサートホール Kitara」。


「中央広場(百花園跡地)」から見る「藻岩山」。
「中央広場(百花園跡地)」の彫刻群。山内壮夫氏・作《猫とハーモニカ》。
同《鶴の舞》。
同《笛を吹く少女》。
同《母と子の像》。

「日本庭園」の入口付近。庭園は冬季閉鎖中です。


「豊平館」。

三条実美公(さんじょう さねとみ 正一位大勲位公爵・元内閣総理大臣)揮毫の「豊平館」と開拓使のシンボル・赤い「五稜星」 。

池の対岸から見る「豊平館」。

一面凍結した「菖蒲池」と対岸の 「プレミアホテル中島公園」等。
同じく「札幌パークホテル」。
冬季休止中のボート乗り場。

「菖蒲池」から「Kitara」「藻岩山」方向を望みます。だいたい公園を1周しました。以上で本日の散策終了です。


地下鉄南北線「中島公園駅」から帰路に着きました。いよいよ明日は大晦日です。ありがとうございました。

「札 幌 護 国 神 社」境内社「多 賀 神 社」
札幌市中央区南十五条西五丁目1-3
TEL 011-511-5421
FAX 011-511-5422
https://s-gokoku-jinja.sakura.ne.jp/
(2022.12.30)

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