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札幌・円山生活日記

「和食創庵 六花」

地下鉄東西線「西18丁目駅」近くの「和食創庵 六花」。「五感で楽しむ旬の食材と和食創作料理のマリアージュ」がコンセプト。四季折々の「和食」に枠を超えない範囲での遊び心を加えて提供する店だとか。落ち着いた空間でCP良い和のお膳ランチが楽しめます。

この店は「北海道立近代美術館」での展覧会鑑賞後に「表参道(北1条宮の沢通り)」を円山方向にぶらぶらと歩いて帰宅途中に気付いた店です。店頭の赤い板塀が特徴的な店で帰宅してネット等で調べると和食創作料理の店でランチには手頃な価格で和食膳がいただけると。以来訪問の機会を伺っていたのですが今般、和食の気分の連休の外食ランチにネット予約してやってきました。当日は小雨のため地下鉄利用で東西線「西18丁目駅」で下車、1番出口から「札幌市医師会ビル」のある交差点を北へ向かい「北1条宮の沢通り」で左折してすぐのところ。駅から徒歩で5~6分ほどでしょうか。

「北1条宮の沢通り」に面し北側に向いた「和食創庵 六花」。赤い塀が目印です。
開店直後の11時過ぎに入店。奥のテーブルに案内されます(写真は席から入口方向を見たところ)。店内は4人掛けテーブル×4と3人用円卓テーブル×1に入口脇にカウンター席とコンパクトな造り。テーブル間が広くとられていますので落ち着いた雰囲気です。
こちらは入口付近から奥の席を見たところ。店内はオリエンタルモダンのデザインだとかで個性的ですが優しい感じで和やかな雰囲気を作っています。ちなみに9割が女性客だとか、本日も女性客の中で男1人でした。
メニューを拝見。ランチはセットのみで定番5種類と季節限定の1種類。
メインは「瑞雪」(税込み2,000円)の天婦羅、「銀花」(同1,700円)のお造り、「松の雪」(同1,700円)のすき焼などとそれぞれですが、前菜六種・焼物・汁物・茶碗蒸し・甘味は共通のようです。豚の角煮がメインの「雪花」(同1,500円)に鯖味噌煮がメインの「風花」(同1,400円)を注文。
注文後10分弱でお膳が登場。こちら「雪花」。上左が前菜六種、右がメインと焼き物に茶碗蒸しの膳、そして紫蘇ワカメがのったご飯と赤だし。器も含め彩りが鮮やかです。なおご飯はおかわり可だそうです。

この日の前菜は、左上より時計回りに「ごま豆腐」、「紫イモのラズベリー煮」、「人参と梅がんもどきの炊き合わせ」、「煮筍とかつお節」、「鰹の角煮」、「トマトのコンポート」の6品。いずれも春を意識した食材と見栄えで繊細な味付けです。
メイン膳の焼き物は「さくら鱒の西京焼き」と「出汁巻き卵」に「桜生麩」。柔らかな「茶碗蒸し」には小エビと鶏肉、三つ葉が入っていました。
「雪花」のメイン「黒糖と黒酢でじっくり炊いた豚の角煮」。ゴロンと大きい角煮が2つ。ほろほろの柔らかさですが脂が抜けきらず豚バラ肉の旨味が味わえます。味付けは濃いめですがクドさは無く素材に合った感じで美味しくいただきました。 
「風花」のメイン膳。鯖以外は「雪花」と同一です。
「風花」のメイン「桜みそでふわっと炊いたさば味噌煮」。大きな鯖です。

甘味は「ヨーグルトのアイス」。さっぱりと〆る感じでした。手の込んだ料理でこの価格は良好なCPと思いました。

今日は大変結構な和膳ランチをいただきました。落ち着いた良い雰囲気の中で季節感じる素材と彩りの「和」の料理でした。優しい味付けで量的にもシニアに丁度良い感じでした。お店の手際も良く入店から退店まで1時間程でしたので忙しい時でも充実したランチが楽しめそうです。ご馳走様でした。

「和食創庵 六花 」
札幌市中央区北1条西20-1-20 カレラ北1条ビル 1F   011-590-0778  
営業時間 11:00~14:30(L.O.14:00) 18:00~22:30(L.O.21:30)
※現在は22:00閉店と致します。
定休日 不定休
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(2021.5.3訪問)

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