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札幌・円山生活日記

「札幌で花見」~大通駅周辺~

「大通公園」は約92種・4700本の樹木に囲まれたオフィス街のオアシス。札幌を代表する観光スポットであり市民の憩いの場でもあります。また隣接する「創成川公園」は花とアートが融合した都会の水辺の散策路。ともに春には桜の花見スポットともなります。

「札幌で花見」として今更ながら「大通駅周辺」にやってきました。「大通公園のサクラの木は意外に少ない」との情報から後回しになってしまいかなり時期を外してしまいました。それでも札幌を代表する観光スポットを見逃す訳にはいかず、併せて「創成川公園」も散策すべく陽気に誘われて出かけてまいりました。結果的には出遅れ感は否めませんでしたが「ライラック」の開花も見ることが出来るなど所々に見どころはありました。

「大通公園」
「大通公園」西2~3丁目界隈は翌日の「札幌マラソンフェスティバル2021」のためのテントの設置等各種準備が進められていました。
先ずは「さっぽろテレビ塔」台座付近の「ソメイヨシノ」です。前回来た際に開花を期待した花が見どころです。若干散り始めてはいますが十分花見に耐える感じです。
「同上」。
「ソメイヨシノ」の近影です。
この後西方向へ歩きますがあまり桜はなく、あっても葉桜状態です。漸く「西6丁目」交差点付近で花が残った「エゾヤマザクラ」に出会えました。

同じく「西7丁目」付近の「エゾヤマザクラ」。
この界隈は有志による花壇の整備が行われていて散策者の眼を楽しませています。
同上。
また「西8丁目」の「ブラック・スライドマントラ 」も冬囲いがとれて子供たちが遊んでいます。芝生の緑も美しく春の雰囲気が感じられます。
公園内の至るところに「札幌マラソンフェスティバル2021」の「観戦自粛」の注意書きがありました。後方は藤川基氏作の「有島武郎文学碑」(西9丁目)。
「西11丁目」当たりに入ると「札幌市資料館」の両脇にピンク色の木が見えてきました。桜か?と思ったのですが・・。
「モクレン」の大きな花でした。綺麗です。この辺りまで来ると右奥に桜の木が見えてきました。

「札幌市教育文化会館」
「札幌市教育文化会館」前の「ソメイヨシノ」でした。少し散り始めてはいますがまだまだ見頃状態でした。右は志水晴児氏作の「湧水彫刻」。
「同上」。
「ソメイヨシノ」の近影。ここから東へ戻り「創成川公園」を目指します。

「創成川公園」

公園の「狸二条広場」。安田侃氏作の「生誕」。雪の季節に白大理石の彫刻作品保護のため設置されていた冬囲いシートが外されていました。これでアートも十分に楽しめます。
「創成川公園」では散策路沿いに「エゾヤマザクラ」、川に沿って「チシマザクラ」が植わっているのですが両方ともほぼ見頃は終了。一部に花の残る木が散見されました。奥に見えるのは安田侃氏作の「生棒」。
残った「エゾヤマザクラ」もこんな感じ。葉の方が多いようです。
「チシマザクラ」。桜は以上です。
公園の散策路沿いには多種類の「ライラック」が植わっています。

「創成川公園」ウェブサイトより拝借。
蕾が色付いているライラックも多く見かけました。
こちらは既に開花していました。「北1条」あたりです。 
同上。
隣接する「二条市場」。GWなのか最近閑散とする市場に人出がありました。
それでも通常のGWに比べると店としては厳しい状況のようです。以上で本日の花見散策は終了です。

桜の花見としては半端な感じでした。それでも陽気の青空の下、残る桜や芝生の緑、整備が進む花壇の花々などに触れ晴れやかな気持ちになれました。とりわけ「ライラック」の開花は次に期待させる楽しみともなりました。今後の開花情報を綿密にチェックし時期を外さずに訪問したいと思います。ありがとうございました。

「大通公園」
札幌市中央区大通西1丁目~12丁目 
011-251-0438 (管理事務所 大通西7丁目)

「創成川公園」
札幌市中央区(創成川通)北1条~南4条
011-221-4100(管理事務所)
http://www.sapporo-park.or.jp/sousei/

(2021.5.4訪問)



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