見出し画像

札幌・円山生活日記

神宮のどんど焼きです!~北海道神宮「古神札焼納祭」~

「北海道神宮」は「花見や初詣で賑わう北海道の総鎮守」で道内最強のパワースポットです。毎年1月14日には門松やしめ縄などの正月飾りや破魔矢、お守りなどを神職が祓い清めて燃やす神事「古神札焼納祭」が開催されます。

本日は「北海道神宮」の「古神札焼納祭」です。「どんど焼き」や「どんと焼き」とも呼ばれる「古神札焼納祭」は小正月の1月15日、または1月14日~16日の3日間に執り行われるのが恒例です。「北海道神宮」では毎年1月14日に開催されているようですがこれまで訪問する機会を逸していました。今年も大倉山でのジャンプ競技会と重なったのですが今年は“札幌での初”を重視。ジャンプ競技会は翌日に観戦することとして「北海道神宮」にやってきました。

「公園口鳥居」から「北海道神宮」境内に入ります。
ちなみに「円山公園」パークセンター前の気温表示は+1℃。時折に雨/雪が降るあいにくの天気でした。

「古神札焼納祭」はこの「古神札収納所」裏で午前10時より開催です。

9時45分頃に会場に到着した頃には既に多くの人が集まっていました。「古神札焼納祭」は正月にいらした年神様が空へ帰っていくのをお見送りして五穀豊穣や無病息災などを祈る祭事。送り火としての性格も持っているそうです。
主に門松やしめ縄、破魔矢などの正月飾りや書き初めなどを燃やします。我が家も納めましたが集まったのは大変な量です。大昔に自宅近くにあった神社の「どんど焼き」を見たことがありますが全く比較ならない大規模なのものです。
祭壇に並べられている神職が火をつける松明。

午前10時になり斎主以下祭員のご神職の皆さまの入場です。
斎主以下祭員の皆さんが所定の位置に着いて神事スタートです。

「修祓(しゅばつ) 」。神さまをお招きする前に心身の罪穢(つみけがれ)を祓うこと。続いて神様へのお供えを供する「神饌(しんせん)」。
斎主により「祝詞(のりと)」が奉ぜられます。
同じく斎主が「玉串(たまぐし)」を報じて拝礼。
参列者代表が「玉串」を報じて拝礼。
参列者一堂による「ニ礼ニ拍手一拝」。
次は神職が火を付ける「焚上(たきあげ)の儀」です。祭壇を移動させます。

斎主ほかによる火をつける作業「焚上(たきあげ)の儀」。燃え移らないように介護者が衣類を持ち上げています。


火が上がりました。

360度に火をつけて周ります。
松明を持つ斎主のご神職。
以上で神事は終了し斎主以下祭員のご神職の皆さまは退場です。

火をぐるりと取り囲んでいた縄も外されます。


火は全体に燃え広がり正月飾りなどが炎に包まれます。神様のお力で穢れが払われているとのこと。
火がゴォゴォと燃え盛っています。最前列はかなり熱くなってきました。
この炎の煙に乗って神様が天にお帰りになるといわれます。神様、今年も(こそは)平穏な1年になりますようお守りください。
熱で周囲の雪が解け炎が写っています。
あまりの熱さで最前列を脱出。周囲には多くの見物客がいました。

暫くすると火勢も少し弱まってきました。多くの人が古神札などを火に投じていきます。
賽銭箱です。

11時頃には火の調整が行われていました。以上でどんど焼見物は終了。大変結構でした。

折角ですので参拝です。拝殿に向かう参道。まだ露天も出てにぎやかです。

神門前。
神門内に入ると多くの参拝客が拝殿前に列を作っていました。皆さん、どんど焼きが終わって来たようです。
あまりに長い列なので脇で手を合わせます。神様へのお詣りは正面でなくとも神様は判って下さると昔聞いたので・・。
「神宮茶屋」の前にも新作スイーツ「焼きたて福レ餅」待ちの客が店外にまで延びていました。

「神宮茶屋」裏のリススポット。天候が良くないのでリスはいないかとも思ったのですが・・。
今日もいました!
木の上に移動して食事です。
“うん?今日も来たのね?”でしょうか??
暫くじっと見つめて木の上へお隠れになりました。
隣の木の上には別のリスがいました。

「第三鳥居」から「円山公園」のリススポットへ向かいました。駐車場には大型バスが複数台。このバスは韓国からのツアーのようでした。本日もありがとうございました。

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261(北海道神宮社務所)
開門時間 夏期 6時〜17時 冬期 7時〜16時
※期間により異なる ※正月期間は別途 拝観料無料
祈祷時間 4月1日~10月31日 午前9時から午後5時まで
     11月1日~2月末日 午前9時から午後4時まで
     3月1日~3月31日 午前9時から午後5時まで
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2023.1.14訪問) 

最新の画像もっと見る

最近の「散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事