「札幌芸術の森」は「40haの森に広がる芸術と創作の拠点」であり「緑の匂いと共に五感が目覚めるアート空間」。各種展覧会を開催する「札幌芸術の森美術館」をはじめ、自然と一体となり季節の移り変わりと共にアートが楽しめる「野外美術館」や木工房、ガラス工房など制作体験が楽しめる「各種クラフトの工房」が森の中に点在している札幌の名所の一つです。
「札幌美術展 佐藤武」の後は「紅葉とアートと」と称して「札幌芸術の森屋外美術館」の散策とアート観賞です。本年2月に「芸森かんじきウォーク2021」に来て以来です。その際には作品のいくつかは冬期間の保護のためシートで覆われていました。「かんじきウォーク」はこの冬も来ようと思っているのですが同様の状況だと又見られない作品があるので積雪の前に一度訪問したいと思っていました。丁度「札幌美術展 佐藤武」が開催されているのと紅葉の見ごろもあり、この時期の訪問となりました。アクセスは本日も地下鉄東西線「大通駅」で南北線に乗り換え、終着の「真駒内駅」から中央バス(空沼線・滝野線)に乗り「芸術の森入口」で下車、美術展鑑賞と昼食後に「野外美術館」へ向かいます。なお「屋外美術館」散策後は「アシリベツの滝」へ向かいました。
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池に浮かぶシンボル彫刻マルタ・パン氏作「浮かぶ彫刻・札幌」。
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「野外美術館」に到着。シンボル彫刻ライモ・ウトウルアイネン氏作「昇」の周りには野外学習の子供たちが休憩中でした。
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「野外美術館マップ」。マップに沿って「芸術の森センター」前から左方向へ向かい時計回りで屋外を回っていきます。途中の紅葉などの景色の良さげなアート作品を紹介していきます。
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清水九兵衛氏作「ウィグ」。
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新宮晋氏作「雲の牧場」。
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朝倉響子氏作「ふたり」。いかにもベンチに座っているような風景と一体化した作品です。
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ダニ・カラヴァン氏作「隠された庭への道」。存在感があります。少し暗いのが残念です。
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新妻實氏作「目の城 '90」。
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グスタフ・ヴィーゲラン氏作 「トライアングル」。
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グスタフ・ヴィーゲラン氏作「男と女」。
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白樺並木を走る田金鐸氏作「走向世界」。
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紅葉の絨毯と(奥)に李禹煥氏作「関係項」。
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中井延也 作「月下」。前回「芸森かんじきウォーク2021」で来た際には完全に雪に埋もれていました。
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小清水漸 作「石翔ぶ」。こちらは前回は保護のためシートで覆われていました。
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最上壽之氏作「ウレシクテ アノヨト コノヨヲ イキキスル」(手前)と福田繁雄氏作「椅子になって休もう」(奥)。
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黄葉を背景にする黄色が鮮やかな福田繁雄氏作「椅子になって休もう」。こちらも「芸森かんじきウォーク2021」で来た際にはシートで覆われて見ることができませんでした。雪の中で見る感じが楽しみだったので残念だったのを覚えています。
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鈴木実氏作「若きカフカス人への追幻想譜」。背景の紅葉が鮮やかでした。
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宮脇愛子氏作「うつろい」。背景の木々が色褪せと落葉が進んでいます。丘の斜面で日当たりが良いからでしょうか。
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土谷武氏作「挑発しあう形」。
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米坂ヒデノリ氏作「コタンクルカムイの詩」。
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峯田義朗「二人の空」。良い感じの二人に写ります。
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國松明日香氏作「日暮れ時の街 No.9」。
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多田美波氏作「位相」(手前)と飯田善國氏作「大地からの閃光」(奥)。
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佐藤忠良氏作「女・夏」。周囲はススキも含め綺麗な秋景色です。
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淀井敏夫氏作「幼いキリン・堅い土」(手前)と湯原和夫氏作「1・9・8・5知性沈下」。
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紅葉が写り込んだ湯原和夫氏作「1・9・8・5知性沈下」。
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空充秋氏作「道」。
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柳原義達氏作「道標・鴉」。以上で「屋外美術館」散策は終了です。
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久しぶりにオープンしている「有島武郎旧邸」。
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「芸術の森」出入口の橋上から「真駒内川」を見たところ。折角ここまで来たのだからと先月の「コスモスとダリアと~ 国営滝野すずらん丘陵公園〜」の際に回れなかった「アシリベツの滝」を見るべく前のバス停から「滝野すずらん公園」に向かいました。
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バス停「渓流口」で下車し「アシリベツの滝」へ向かいます。
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「アシリベツの滝」が見えてきました。
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「アシリベツの滝」です。厚別川上流の落差26mの滝で札幌市内の滝としては最大級だとか。日本の滝百選の一つ。名称はアイヌ語のアシリベツ(新しい川)に由来するそうです。
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これで「北海道神宮」、「西野神社」「さっぽろテレビ塔のテレビ父さん神社」、「複合商業施設ノルベサの観覧車ノリア」とともに2014年に札幌観光協会が認定した5大パワースポットの最後の一つを見ることができました。「アシリベツの滝」は冬真っ只中には氷瀑になるということなので機会があれば冬景色も見たいものです。
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「厚別川」を横断する「滝野パークブリッジ」。周囲の紅葉風景も撮影しようと思っていたのですがかなり色褪せと落葉が進んでいたので断念して橋端にあるバス停から帰路につきました。長丁場の散策でした。
本日は大変充実の散策とアート観賞の日でした。併せてパワースポットの「アシリベツの滝」を見ることが出来満足です。ただ紅葉めぐりの季節も終わりが近いようです。少し寂しい気分ですが冬の雪景色も趣がありますので季節の移り変わりを楽しむこととします。ありがとうございました。
「札幌芸術の森」
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
〒005-0864 札幌市南区芸術の森2丁目75番地駐車場
TEL:011-592-5111(代表) FAX:011-592-4120
開園時間 9:45~17:00(6~8月は17:30まで)
※札幌芸術の森美術館の入園は閉園の30分前まで
休園日 4月29日~11月3日は無休、11月4日~4月28日は月曜日
※月曜日が祝日・振替休日の場合は翌平日
年末年始(12月29日~1月3日)
「芸術の森野外美術館 」
開館時間:4月29日~11月3日(無休)
入館料:個人/大人700円 シニア(65歳以上)560円 中学生以下無料
団体/大人630円 シニア(65歳以上)500円 中学生以下無料 団体でご利用の方へ
団体/大人630円 シニア(65歳以上)500円 中学生以下無料 団体でご利用の方へ
※団体は高校生以上の人数が20人以上の場合となります。
※シニアの方は年齢がわかるものをご提示ください。
※シニアの方は年齢がわかるものをご提示ください。
https://artpark.or.jp/shisetsu/yagai-sapporo-art-museum/
(2011.11.1訪問)