見出し画像

札幌・円山生活日記

取水塔と八つ橋と~晩秋の西岡公園〜

「西岡公園」は羊ヶ丘展望台の南西の丘陵地に所在し「西岡水源池」と呼ばれる貯水池を中心に「月寒川」とその上流域の湿原から成る公園。「水源池」は明治期に旧陸軍の水道施設として「月寒川」を堰き止めて造られたもので、その後に札幌市が引き継いで公園として整備したそうです。四季折々の季節によって様々な生きものを見ることのできる自然豊かな公園です。

今日は「西岡水源池」のある「西岡公園」です。そろそろ「紅葉めぐり」の季節も終わりかと思っているのですが是非来てみたかったのがこちらです。以前ある方のブログで見た取水塔の光景が印象的だったからです。公園のウェブサイトを見ていても落葉が目立つようになってきたとのことですが、それも一興かなと思い出かけてきました。結果は「紅葉めぐり」と言うよりも「晩秋の西岡公園」の感じでしたが存在感のある取水塔のある風景を楽しんできました(ということでタイトルは「紅葉めぐり」は止めて「晩秋の西岡公園」にします)。アクセスは地下鉄南北線「澄川駅」から「北海道中央バス・西岡環状線」で「西岡水源池」下車です。

 
「西岡公園」入口。左奥が「管理事務所」。

先ずは「東屋見晴台」から「湖畔広場」へ向かいます。
「取水塔」が見えてきました。
木道を降り終わった「湖畔広場」から見た「西岡水源池」。晩秋の景色です。
奥の山が池面に写り込んでいます。紅葉の色が褪せていますがそれなりの景観です。

「取水塔」です。「水源池」は明治期に旧陸軍の水道施設として「月寒川」を堰き止めて造られたものとか。レンガ造円形の下部に乗る六角形で赤い屋根が印象的な「取水塔」は2001年には国の有形文化財に登録されたそうです。周囲は落葉が目立ちますが綺麗な晩秋景色です。
 
「取水塔」の奥側に安置されている「不動明王」。こちらから池を一回りします。

東屋と紅葉。

東屋付近から池を望みます。たくさんの鳥が水面にいます。


繫殖羽に替わったという首から上が青緑色のマガモのオス。
羽をバタつかせ水面にせりあがります。
あちらこちらでマガモ(♂)が羽をバタつかせ水面をたたいていました。メスに対するアピール行動なのでしょうか?
一休みです。お疲れ様です。

「長老の木」。樹齢300年~400年のミズナラの木だそうです。


「月寒川」上流の湿原と木道。こちらも晩秋の景色です。

湿原付近から見た「取水塔」方向。
「取水塔」がこんな感じに見えます。

自然歩道を「管理事務所」の方向へ戻ります。

「木道見晴台」。

「木道見晴台」から見た池面に写った逆さ「取水塔」。

「東屋見晴台」まで戻ってきました。


次に「八つ橋」へ向かいます。
晩秋景色の「八つ橋」が見えてきました。
「八つ橋」の沢付近はホタルの生息地だそうです。「ここから先に入らないでください」と表示がありました(左)。
滝のような落差はなくても水流は見ていて気持ちが良いです。

「月寒川」の畔では撮影会のような人達がいました。

「管理事務所」裏手の展望台から見た晩秋景色。


最後に「管理事務所」裏手のイチョウ並木へ。名所だということですが、かなり落葉が進んでいました。
それでも黄色の絨毯の並木も一興でした。以上で本日の散策を終了しバスで「澄川駅」へ戻りました。

念願の「取水塔のある風景」を楽しむことができました。自然に囲まれた「八つ橋」も景観で良かったです。季節の風景は晩秋の西岡公園でした。当たり前ではありますが場所が変われば紅葉の状況も変わるようです。来年はイチョウ並木や貯水池周囲の紅葉が見頃な時期に来ることにします。ありがとうございました。

「西岡公園」
札幌市豊平区西岡487
営業時間(管理事務所)/9時~17時
定休日(管理事務所)/4月~11月は火曜日、12月~3月は火曜日と水曜日
料金 無料
電話011-582-0050
http://www.sapporo-park.or.jp/nishioka/ 
(2021.11.3訪問)

最新の画像もっと見る

最近の「散策」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事