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札幌・円山生活日記

北海道神宮例祭2023(16日神輿渡御₋後編)

“札幌まつり”として親しまれる「北海道神宮例祭」は6月14日から17日に斎行。明治5年(1872年)から脈々と続く札幌随一のお祭りで16日の「神輿渡御」は最大の見せ場です。今年は4年ぶりに例年の規模・内容で実施され北海道神宮の神様をのせた4基の神輿を中心に9基の山車と一緒に多くの市民が市内を練り歩きました。

本日は「北海道神宮例祭」の3日目で「神輿渡御」の後編です。午前9時に「北海道神宮」の神様をのせた4基の神輿(鳳輦)が神宮を出発。市中へ向かう途中で9基の山車と合流し例年と同じおよそ1,300人が市中を練り歩きました。一行は三越前の西4丁目交差点で4年ぶりに復活した「駐輦祭」を行い、その後「南大通」を西に向かって歩き午後5時頃に「北海道神宮」に戻ってきました。神門内で行われた「還輦式」は昨年と違って公開され最後まで多く人で賑わいました。
「神輿渡御」のルートとスケジュール。

【前編:出輦~駐輦式まで(再掲)】
16日(金)午前9時に「北海道神宮」令和の鳥居を出る宮司さんの馬車。
市中を練り歩いた後「駐輦祭」会場である西4丁目交差点へ向かう「神輿渡御」一行。
4基の神輿。

【駐輦祭】
三越前の西4丁目交差点で4年ぶりに復活した「駐輦祭」。
4基の神輿前での宮司による祝詞の奉上。


御神楽の舞の奉納。その後、参列者各位による榊の奉納が行われました。

神事終了後は4基の神輿(鳳輦)前に賽銭箱が置かれ一般の参拝に開放。
たくさんの方が並んで参拝されていました。

三越前の西4丁目交差点では「札幌四番街商店街振興組合」の皆さんによる神輿の披露もありました。「札幌四番街商店街」とは「南大通」から「南4条通」(すすきの交差点)までの西3丁目と西4丁目(通称:西4丁目通り)エリアで北海道で最初の商店街振興組合だそうです。
同じく披露された「狸小路商店街」の神輿。

「神輿渡御」一行は午後3時30分過ぎに「駐輦祭」会場を出て「南大通」を西へ向かいます。
「大通公園」の緑の下を進む神輿ご一行。


地下鉄東西線「西11丁目駅」の前を通過し・・。

【還輦】

「北海道神宮」に戻ってきました。

第二鳥居周辺には多くの人が還輦を見ようと待っています。先頭付近で帰ってきた「猿田彦」も神輿の還りに待機です。
4基の神輿が還ってきました。
長時間の「神輿渡御」をほぼ終え神宮に戻ってきた皆さんは晴れやかな笑顔です。大変お疲れさまです。
神門前も大勢の人です。
最後の一仕事。慎重に階段を神輿が神門内へ運ばれます。
神輿上の大鳥が締め縄に当たらぬよう細心の注意で入って行かれました。

最後尾も神門内へ。昨年は門が閉ざされ「還輦祭」は非公開で行われたのですが今年は一旦閉鎖された後に一般の入場が許されました。

【還輦式】
拝殿前で神事が行われます。
4基の神輿前で一礼する宮司。
多くの人に見守られる中で粛々と式が行われました。
神門と・・。

第二鳥居です。長い一日でした。ご関係の皆さんお疲れ様でした。ありがとうございます。

「北海道神宮」
札幌市中央区宮ヶ丘474 011-611-0261
http://www.hokkaidojingu.or.jp/
(2023.6.16訪問、6.17記)

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