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札幌・円山生活日記

北海道遺産レンガ造りのウィンターイルミネーション~サッポロガーデンパーク~

サッポロビール札幌工場(札幌第2製造所)跡地を再開発した「サッポロガーデンパーク」。敷地内には北海道遺産に指定されたレンガ造りの建物「サッポロビール博物館」や「サッポロビール園」をはじめ大型ショッピングセンターなどが立地する緑豊かなオープンスペースです。現在パーク内ではウィンターイルミネーションが点灯中です。

本日はサッポロガーデンパークでウィンターイルミネーション見物です。WEB情報サイト「ウォーカープラス」が運営する 「北海道の人気イルミネーションランキング」なるサイトで紹介されており未訪問だったので今般出かけてきました。アクセスは往路は地下鉄地下鉄東豊線「東区役所前駅」から徒歩です。約10分ほどでサッポロガーデンパーク到着です。

「サッポロガーデンパーク」中庭入口。「サッポロビール園」の看板があります。イルミネーション点灯は日没時の16時頃で少し早めに到着したのでパーク内を散策です。
「開拓使館」と大煙突。ツタの絡まる赤レンガの建物「開拓使館」は1890年(明治23年)に「札幌製糖会社」の製糖工場として建設され、その後、1965年(昭和40年)までは「札幌麦酒会社(サッポロビール)」の精麦工場として使用されたもの。明治時代の貴重な建造物として北海道遺産に指定されているそうです。
「開拓使館」の壁面のステンドグラス。

その「開拓使館」の中は新鮮な生ビールとジンギスカンが楽しめるビール園です。

「サッポロビール博物館」の建物と煙突。煙突のサッポロビールの文字が正面に見えるフォトスポットだそうです。 
「サッポロビール博物館」横に設置された大樽。

大樽に書かれた文字を右上から縦書きに読むと『麦とホップを製すればビールという酒になる』。
『麦とホップを製すれば・・』という仮定法には、製することの難しさと、だからこそ精魂を傾けてビールをつくらねばならないという先人たちの情熱が隠されているそうです。
「サッポロビール博物館」入口。
開拓使のシンボルである赤い「五稜星(ごりょうせい)」。

まだ少し日没には時間がありそうなので「サッポロビール博物館」へ。

「サッポロビール博物館」では北海道開拓の歴史と共に日本のビール造りに情熱を注いだ先人たちの想いにふれることができます。入館して先ず目にするのは1965年(昭和40年)のサッポロビール札幌工場の操業当時から2003年(平成15年)まで実際に仕込みに使われていた巨大なビールの煮沸釜。1度にビール350ml缶で24万本分を仕込める大きさだそうで1日1缶飲んだとして全部消費するのに600年かかる計算です。

煮沸釜と「サッポロビール博物館」のシンボルのステンドグラス。

ステンドグラスの図柄は麦とホップです。

続いては開拓使のはじまりからサッポロビールの歴史を振り返る展示ブース。

1876年(明治9年)の「開拓使麦酒醸造所(現サッポロファクトリー)」開業式の写真。
サッポロビールの明治~昭和初期のポスター。人気の美人芸子さんを用いたポスターなども制作したそうです。

こちらは昭和30年代以降のポスターです。1963年(昭和38年)の石原裕次郎さんのポスターに左下はまき子夫人(当時は人気女優の北原三枝さん)のポスター。

展示スペース下はビールを楽しめる1階スターホールです。外国人観光客も含め大層な人気ぶりでした。


そろそろ日没でイルミネーション(ライトアップ)も点灯しました。
大阪の茨木工場で使用されていたビールの仕込み釜。

ガーデン内のイルミネーション。

開拓使のシンボル「五稜星(ごりょうせい)」とイルミネーション。

「開拓使館」。
ライトアップされた大煙突。


「サッポロビール博物館」まで戻り本日の散策終了です。大樽前のバス停から復路は「JR札幌駅」行のバスで帰路につきました。ありがとうございました。

「サッポロビール博物館」
札幌市東区北7条東9丁目1-1サッポロガーデンパーク内
営業時間 11時00分〜18時(試飲L.O.17時30分)
定休日 年末年始 ※毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
電話 011-748-1876
(2023.12.10)

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