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札幌・円山生活日記

2021冬のイルミネーション~小樽ゆき物語~

明治期より北海道経済の中心都市・港湾都市として発展した「小樽」。運河や倉庫、銀行などの歴史的建造物が多く残る歴史溢れる街です。11月1日(月)~2022年2月14日(月)の期間中は「小樽運河」周辺等において“小樽ゆき物語”が開催されています。レトロな雰囲気の小樽運河周辺がロマンチックなブルーの光に包まれ幻想的な世界が広がります。

今日は“2021冬のイルミネーション“第4弾として「第41回さっぽろホワイトイルミネーション」、「宮の森フランセス教会」、「サッポロファクトリー・ジャンボクリスマスツリー」に続いて「小樽ゆき物語」です。「小樽運河クルーズ」の「ナイトクルーズ」を予約する関係から都合の良い日の中で最も降水確率の低いこの日の訪問となりました。交通手段は最近の定番で高速バス利用です。自宅近くのバス停「円山第一鳥居」から50分ほどで「小樽駅前」に到着しました。

【ワイングラスタワー】
2021年11月1日(月)-2022年2月14日(月)/会場:運河プラザ館内(小樽市色内2-1-20)/運河プラザ開館時間:通常9:00-18:00※延長営業の場合有り
小樽到着後、日没(点灯)までに少し時間があったので先ず「ワイングラスワー」見物です。会場は観光案内場併設の「運河プラザ」。
運河プラザ前の「消防犬ぶん公」はマスクを外しサンタ衣装でした。

館内の一角にある「ワイングラスタワー」。“硝子の街 小樽”に相応しいイメージシンボルとして製作されたとかでワイングラス2,000個を積み上げたタワー。 
「ワイングラスタワー」です。
タワー足元にはミニタワーもあります。

タワー前の“歌って喋ることのできるバーチャルのキャラクター「小春六花」”。合同会社「TOKYO6 ENTERTAINMENT」によりプロデュースされた、歌唱音声合成ソフトやテキスト読み上げ合成ソフトのキャラクター。小樽市内の潮風(しおかぜ)高校という架空の学校に通うという設定だそうです。
同上。
「小春六花」×小樽コラボレーション企画「小樽潮風高校Project」の「イラストコンテスト」の受賞作品の展示。
「TOKYO6賞」壱十九氏《見渡したくなる場所》。天狗山の天狗桜ですね。

「堺町通り商店街賞」 麦原穣氏《彼女たちの日常》。メルヘン広場。

【青の運河】
2021年11月1日(月)~2022年1月31日(月)/点灯時間:日没~22:30/会場:小樽運河浅草橋~中央橋
日が落ちて「青の運河」です(日没時刻16:08)。「浅草橋」から「中央橋」方向。右手は「渋沢倉庫」。“小樽運河もこの時季だけ特別に、青色LEDが1万個施されます。おすすめは日没後、まだ空に青みが残るブルーアワーの時間帯。イルミネーションの青と空の蒼が相まって、幻想的な小樽運河を楽しむことができます”だそうです。 
「中央橋」と河岸のホテル群。河面にガス灯と青のイルミネーションが写っています。
遊歩道を「中央橋」方向へ歩いていきます。

青色の電飾で彩られた「ナイトクルーズ」船が運河を航行していきます。
人気の「ナイトクルーズ」は2隻体制で運航しているようです。2隻とも満席です。

【小樽運河クルーズ・ナイトクルーズ】
“小樽運河クルーズ は歴史とロマンの街「小樽」の魅力を再発見できる新アクティビティです。個性あふれるキャプテンが約40分のクルージングをご案内いたします。発着は小樽観光に便利な中央橋。札幌からの日帰り観光にも最適です”。ナイトクルーズは16:30、17:00、17:30、18:00の1日4回運航です。

「青の運河」鑑賞前に「中央橋」脇のチケット販売所でネット予約したチケット(17:00出航)を受け取りました。店前には「デイクルーズ」の参加者が並んでいました。

出航15分前までクルーズ船乗場に集合。
列に並んで改札を待ちます。
16:55頃から乗船開始です。クルーズ船にはビニールの屋根が設置されており小雨くらいだと大丈夫のようです。

クルーズ船は出航後「中央橋」をくぐり「北運河」方向に向かいます。
運河から「小樽港」に出ます。船上から港と街を望みます。

「小樽港」から「北運河」へ戻ってきました。こちら保存が決まった「旧北海製罐倉庫」。仮面ライダー2に登場したショッカーのアジト。キャプテンの説明によれば映っているのはほんの一瞬だそうです。

「中央橋」の下をくぐって乗船場方向へ。

乗船場から青のイルミネーションが鮮やかな「南運河」へ。

倉庫群です。「ビックリドンキー」ほか飲食業が営業使用中。
「浅草橋」で旋回し「中央橋」を望みます。船上から低い視線で運河を見る撮影スポットということで暫く停船しました。


青のイルミネーションが河面に映る中「中央橋」脇の乗船場へ戻ります。
「中央橋」。

乗船場が見えてきました。「ナイトクルーズ」も終了です。
全員無事下船です。クルーズ船は次の18:00出航便の準備でした。下船の後は「青の運河」を再度鑑賞しバスターミナルのある「JR小樽駅」方向へ戻りました。

途中のライトアップされる「日本銀行旧小樽支店」。
かつての小樽の繁栄を象徴するかのような立派な建物です。

路上に残る雪を避けて「おたる都通り商店街」のアーケードへ。バーチャル・キャラクター「小春六花」ほかがここにも登場。

榎本武揚も。小樽の街の基礎造りに貢献したそうです。

【ガラスアートギャラリー】
2021年11月1日(月)-2022年1月31日(月)/会場:JR小樽駅
最後はバスの待ち時間で「JR小樽駅」構内の「ガラスアートギャラリー」鑑賞です。

小樽の硝子工房のアート作品6点を展示しています。観光客だけでなく通勤通学の方等地元の方にも毎年大人気の企画だそうです。

展示されているガラスのアート作品。
木村直樹氏作《full of love》
木村由紀子氏作《愛猫》。ガラス作品だそうです!
永田琢也氏作《小樽il PONTE》

駅の入口や改札の上には小樽らしいランプが飾られていて常設的にアートギャラリーです。小樽を代表するガラス製品の製造販売会社「北一硝子」が1987年に寄贈したものが始まりだそうです。

小樽駅の鐘でした。この後バスターターミナルから札幌行き高速バスで帰ってきました。

2021冬のイルミネーションとしての小樽訪問は大変充実したものとなりました。特に小樽運河のイルミネーションとナイトクルーズでは青色に輝く幻想的な光に大いに魅せられました。冬の小樽観光の魅力を高める人気の企画でしょう。今後ますますより多くの人達が歴史ある街の散策を楽しむようになればと思いました。個人的にも次回は雪の街を訪ねてみたいと思います。ありがとうございました。

「小樽ゆき物語」
開催期間: 2021年11月1日(月)~2022年2月14日(月)
開催場所:小樽市 小樽運河ほか
料金:無料

「小樽運河クルーズ」
合同会社小樽カナルボート(小樽市港町5-4)
お問い合わせは小樽運河クルーズ事務所
TEL0134-31-1733(受付 10:30~最終便)
FAX 0134-27-3800 info@otaru.cc
(2021.11.28訪問)


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