市電「中央区役所前」停より徒歩約5分ほどの路地裏の「喫茶 一粒の麦」。‟誰もが普段使いできる喫茶店”を目指して店主が仲間たちとセルフリノベーションした空間とか。暖かな雰囲気の居心地の良い店でこころ尽くしのスイーツとコーヒーをいただけます。
本日は「喫茶 一粒の麦」でカフェタイムです。カフェ本の紹介で訪問の機会を長らく伺っていたところ店のSNSで近くマンションの改修工事のため店が足場で覆われてしまうとか。雰囲気が損なわれる前に駆け込みで本日訪問してきました。店の場所はSNSでは‟札幌市中央区 大通の西はずれ/下町情緒あふれる路地裏にある街の小さな喫茶店です”と紹介されています。公共交通機関では地下鉄東西線「西11丁目」や市電「中央区役所前」が最寄りで「アトリエ・モリヒコ (ATELIER Morihiko)」や「Coffee gallery Clement (コーヒーギャラリークレメント)」の並ぶ「市電通り」から3本南、「Trattoria KUJIRA Sapporo」のある大きな通りから1本北側の路地裏のマンション1階です(地図)。
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「喫茶 一粒の麦」の入るマンション前の通り。奥に「札幌プリンスホテル」が見えます。
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同マンションでは改修工事用の足場が組まれつつあります。間もなく店の周囲も取り囲まれてしまうそうです。
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「喫茶 一粒の麦」の店頭。
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店はご店主が間借りカフェを経て2022年8月8日にオープンさせたそうです。
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店内。‟誰もが普段使いできる喫茶店”を目指してご店主が仲間たちとセルフリノベーションした空間とか。室内のあちこちに飾られた観葉植物や木のぬくもりを感じるテーブルセットなど、インテリアがどこか懐かしさを感じるお洒落で暖かな空間です。
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窓際のソファ席。セルフリノベーションに際しては‟どの席に座っても楽しんでもらえるインテリア”にしたかったそうです。とても居心地の良さそうな優しい喫茶店の雰囲気です。
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アンティークなランプと素朴な佇まいのクマの置きもの。
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奥の壁沿いにある古い足踏みミシンを使用したテーブル席。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/85/7254cc652ee4f12561b123cb1691ec6e.jpg)
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壁にはドリップコーヒーがモチーフのワイヤーアート。間借り時代から飾っていたという@jobin55 さんの作品だそうで、その他にも店の処々には札幌を中心に活躍するアーティストたちの作品が飾られています。また入口近くには様々な店のショップカードが並んでいます。どれも同店をオープンするまでの数年間にわたりご店主が個人的に親しくなった方たちだそうです。店は新しいですがご店主のカフェ経験の時間をうかがい知ることができます。店内は‟カメラ撮影は歓迎致しますがその際は他のお客様への心配りをお願い致します”との注意書きに従って撮影させていただきました。
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メニューを拝見。コーヒーは円山西町の坂の上にある「cafe スロープ (カフェ スロープ)」なども使用する「暮らしと珈琲みちみち種や」(石狩市)のオリジナルブレンドなど2種と「Little Fort Coffee」(白石区)のシングルオリジンなど。
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その他のアイスコーヒーやレモンスカッシュなどのドリンクとスイーツなどのメニュー。平日限定のトースト類もありました。
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店内観察を終え待っていると注文品が到着です。
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数量限定の「珈琲ゼリーあんみつ」(税込み950円)。昨夏好評だったという品のバージョンアップ版で‟今年はより珈琲ゼリーの味わいを楽しんでいただけるようにと『みちみち種や』さんの超深煎りオリジナルブレンド「くろねこ」を使用し、食感も楽しんでいただけるように寒天を使ってしっかり食べ応えのある珈琲ゼリーに仕上げました。またトッピングのアイスクリームもさらに味わい深いバニラアイスに変更。もちろん一麦自慢の “自家製あんこ” と毎日作り立てのもちもち白玉数種類のフルーツを盛り合わせて、かなり豪華な和風パフェの様相に…お口直しの “都こんぶ”おまけについてます”という大力作です。贅沢です。
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そして間借り開店時から唯一提供し続けているという不動の看板メニュー「プリンケーキ」(同600円)。“固めのプリンとスポンジケーキが二層になりふたつの味を一緒に楽しめ、さらに追いカラメルをかけるとスポンジにじゅわっと染みてまた違った味わいに…一麦がはじめましての方も間借りでは季節メニューしか食べたことがないという方もまずは是非味わって頂きたい当店イチオシのメニューです”という自信作です。
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そのまま食べても昔ながらの固めのプリンにシロップがしみ込んだスポンジの相性が大変結構です。更に苦味の効いたカラメルソースをたっぷりかけて食べると看板メニューに納得の美味しさです。
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コーヒーは『みちみち種や』の超深煎りオリジナルブレンド「くろねこ」(同550円)。1888年創業の英国・老舗名窯「DUCCHESS(ダッチェス」のカップで提供。コーヒーはいずれも自家製の甘味との相性もしっかり考慮されて選ばれたものだそうで良い味わいでした。
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店の入口付近。マンションの改修工事のため‟この外観は月曜日で見納めかと…もしよろしければしばしの別れの前の見納めにいらしてくださいね”とのことで出かけさせていただきました。大変良い店でした。ご馳走様です。
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市電通りの西13丁目付近。奥に藻岩山が見えます。
「喫茶 一粒の麦(ヒトツブノムギ)」
札幌市中央区南2条西13丁目319-13パシフィック南2条 1F
電話:なし
営業時間:12:00~21:00
定休日:月曜日、日曜日
https://www.instagram.com/kissa_hitomugi/ |
(2023.7.20)