人間は自分の都合のいいように考えるもの⁉
人間は一生の内で、多様多彩な人間関係を作り、いろんな都合で離れていく。
それもお互いに信頼し合った関係でも何かのキッカケで徐々に疎遠になり最後は終わってしまう。
こんなケースを経験した人は少なくないだろう。
例えば、あの人に頼めば親身になって相談に乗ってくれて、解決の知恵も与えてくれる、とても頼りになる人だと思っていた。
しかしその人から、一度断られると今迄の恩を忘れて関係にヒビが入り、その後二人の関係は消滅していまうケースもある。
このようなケースは真の友人ではなく、自分にとって都合のいい人であって利用していたに過ぎないのかもしれない。
人は他者に対して世話したり、力になったりしたことは忘れないが、その逆は忘れることが多いようだ。
「恩というものは他人に着せるものではなく、自分が着るもの」と言われる。
しかし人間は本質的に自分の都合のいいように考えるものかもしれない。