気がつけば3月!
寒い日も少しずつ緩んできて春が近づいてきていますね。
2月のライブ、どんどん振り返ります!
まずはいつもは特にブログに書かない「俺の」シリーズのレストランでの演奏について少し。
1月末にお亡くなりになった「俺の株式会社」の創業者で元名誉会長の坂本孝さん。「俺の」に音楽が入る前にとあるきっかけで知り合い「うちのレストランにもジャズを入れたい、ジャズ文化や音楽をどんどん楽しんでもらえる環境を作り、ミュージシャンが食べていける世界を作りたい、、、、」そう仰っていました。私は社員にはならなかったけれど「俺の」にジャズ演奏が入った2012年から沢山お世話になりました。
2月の最初の演奏は表参道の「俺のフレンチイタリアン青山」。坂本さんがお好きだった1曲「Misty」をその日弾きました。すると、お客様の中でこの曲をMCでコールしただけで拍手を下さった方がいらして、、、、その方にとっても想い出の1曲だったそうで、演奏を聴くために追加オーダーをして次のステージまで残ってくださいました。そして終わってからもゆっくりお話しさせていただき、とても良い時間を過ごせました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
2月13日(日)は、夜から雪予報が出るなか、水道橋「ボン・クラージュ」にて外山安樹子トリオでした。この日は良く来てくださるお客様でギタリストのSさんに、馴染みのカレー屋さんでご馳走になってからのライブ。何がめちゃくちゃ大きくて「これはナンだ!?」という感じでした(笑)
ボンクラ、と自ら略すお店のマスターがFacebookに書いて下さったライブ後記を転載させていただきます!
《外山安樹子トリオ、少数精鋭のお客さんと一緒に私も二列目の端の客席に座って、全曲集中して聴きました。外山さんのピアノは力強く、渓流のように清冽で、私はとても好きです。ベースの関口さん、ドラムの秋葉君のサポートも絶妙で、私の知る限り、模範的なピアノトリオの一つだと思います。
演奏した曲は、2曲だけがスタンダードで、その他は全部、外山さんの秀逸なオリジナル曲でした。出身地札幌の景観から想を得て作曲したものが多く、「ラベンダーの丘」「ポプラの一年」「暖かい雪」など。アンコールで取り上げた新曲「イランカラㇷ゚テ」(アイヌ語で「こんにちは」)は、明るく馴染みやすい曲調で、北海道の観光キャンペーンに使ってもいいと思いました。
ライブ中、14年もこの同じメンバーでトリオを続けていると聞いて、「どうしてそんな長く続いているんですか?」と外山さんに質問したところ、「お二人に、私が何も要求しないで、好きなようにやっていただいてるからだと思います」とのこと。今後も、お互いの信頼関係をもとに、どんどん新しい曲にチャレンジして、トリオとして進化して行ってもらいたいものです。》
2月15日は新宿「サムデイ」にてヴィブラフォンの浜田均さんリーダーのライブ。今回はスペシャルゲストに忍たま乱太郎のエンディング曲でおなじみ、舩木真弓さんをお迎えして70年代ソングの特集でした。舩木さんの歌、本当に素晴らしく、ご一緒しながらいつも癒されてます💕
浜均さん率いるカルテットの演奏はいつも熱く、ハマキンさんの灼熱のプレイも圧巻でした!次回は5月です!
2月18日(金)は定期的に伺っている、筑波大学附属病院・認知力アップデイケアの音楽プログラム今年度最後でした。
この日の演奏をYouTubeにアップしましたのでお楽しみいただけたら嬉しいです。
「春は名のみの風の寒さや」
「今日も昨日も雪の空」
暦の上では春でも、まだまだ寒さが続く雪国では、みんな暖かい春の日を待ちわびる、、、
曲は知っていたけれどきっかけがあって取り組んで見て改めてこの曲のメロディーと詞の美しさに気がつきました。
外山安樹子チャンネルはおかげさまで登録者260人を超えました、ありがとうございます!引き続きよろしくお願い致します。
そして2月25日(金)は今年初の江古田「そるとぴーなつ」でのトリオライブでした。
2月に入ってから何となく頭にあったものが、出かけるギリギリになって曲にまとまりそうになって、慌てて電車で譜面を書いてライブで披露。無事初演出来ました。2人の演奏も素晴らしくて、30分足らずのリハで一曲ゼロから仕上げてくれました!今後皆さんにも生でお聴きいただける機会が来るのを楽しみにしてます。
この日はこの新曲の他もほとんどオリジナル曲。しかも北海道にちなんだ曲目で攻めました!今度は札幌のライブでこのプログラムでやりたいなーと思ったりしてます。
来月が楽しみ過ぎます!
そるぴのライブは次回5月13日(金)。まん防も解除されてゆっくり安心して楽しんでいただけるような状況になってると良いな。