grow 徒然日記

花と緑・・・ときどき犬

紫陽花の頃

2014-07-08 08:16:26 | 日記
もう7月に入りましたが、6月を振り返ると、イメージとして梅雨、ジューンブライド、紫陽花、、などなどですね

近頃は、日本も亜熱帯化してきて7月に入ってもなお6月のようなお天気にみまわれています。

お客様のもとへ、久しぶりに伺った際に、嬉しい再会が2つありました
紫陽花との再会。。
E様邸の紫陽花は、もともと住んでらした場所から新築されたお宅へ移植されたもの。
はじめの2年は花をつけず、今年初めてその顔を見せてくれました

お多福だったのかーと、見事な咲きっぷりに感服しました
雨をたくさん浴び、みずみずしい葉を茂らせて実力を発揮している姿に生命の力強さを感じます

”ねぇさん どやっ! アタイの実力☆ ”
花が喋るとしたら、そんな感じです

雨こその美しさが紫陽花にはあり、天候が気になったものの、勇気を出して来た甲斐があったナー。。と、ご褒美的なタイミングです。


もう一軒も、S様邸の紫陽花との再会
今年4月にお庭の植栽デザインを担当させて頂き、ご希望の和モダンなテイストに添えるように植物を配置

仕入先にてヒョロっとした紫陽花と出会い、はじめのプランには無かったものの安価の為オマケ的に加えた紫陽花。
業者の方も、何色か分からない、との事でお客様にも「咲いてからのお楽しみです」とお伝えしていました。

植栽した頃は一番地味だった子が、お庭に入った瞬間、今一番の見せ所を得て輝いていました
なんて綺麗なブルー!!
優しいうすいブルー
例えるなら、夏の、明けきらない早朝の青。
村上龍さんの金字塔作本の題名をお借りすると、“限りなく透明に近いブルー”がそこにありました

初めての年にこれほど見事に咲くとは、、

選び、植え、再会、感動の再会を果たせたのも、雨の恵みのおかげです。




昨年にはフィリピンで猛威を振るった大雨に加えて、今は日本列島を最大級の台風が接近しています
恵みの雨としての役割にとどめていただきたい一心です



ちなみに、私の紫陽花の思い出第一位はなんといってもBINTAN FLOWER in Bali ☆
もう10年近く前になりますが、バリ島のブドゥグルで出会った紫陽花!

バリでは、星の事をBINTAN(ビンタン)といいますが、現地の子がアジサイを指してBINTAN FLOWERだと教えてくれて、
私は太陽のように丸く大きな(本当にとっても大きかったです!)お花を見て、BINTAN=太陽だと長らく認識していました
太陽は、インドネシア語ではマタハリ
では、マタハリフラワーだったかな、とも思いますがビンタンフラワーの記憶が色濃く、、星の花なのか太陽の花なのか


もう二度とできませんが、若さゆえの冒険旅行の果てに見たあの紫陽花の見事な群生は今も脳裏にやきついています。
バリの友人にも、あの紫陽花たちにも、いつか再会したいです。
再会できたら、どちらの意味とネーミングなのかを確認してみます


日本語の紫陽花も、素敵なネーミングだな、と今になると奥深く思います。
太陽になぞらえ、かつ最も高貴な色とされていた紫をもってきたあたりがアジサイへの畏敬の念を感じます

この時期、街中、山中、いたるところに色とりどりに咲く紫陽花を、どうか皆さま愛でてください


7月7日、雨模様のなか晴れ間が!
七夕の夜の願いに、平安な気候をとりもどせる事を祈って☆

・・・くしくも七夕にアジサイに感銘を受けたということは、ビンタン☆フラワーなのかも








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