「ギャンブルに使った」被害額8億円 詐欺の疑いで元経理担当の男を逮捕(鳥取・琴浦町)© 山陰中央テレビ
8億円の巨額詐欺事件で男を逮捕です。
段ボール製造などを行う鳥取県琴浦町の会社の元従業員の男が、11月8日、詐欺の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは琴浦町にある鳥取森紙業鳥取事業所の元従業員の男(39)です。
警察などの調べでこの男は経理を担当していた2016年から2023年までの間に、174回にわたって不正に作った請求書と、会社の通帳を金融機関に提出して、預貯金の払い戻しを請求し、合計8億750万円をだまし取った疑いが持たれています。
男は「詐欺をしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
また、勤務していた鳥取森紙業によると「ギャンブルに使った」、「金は使い切った」と話しているということです。
男は会社の社内調査で着服が発覚したことから、2023年6月に懲戒解雇されていて、会社が業務上横領の疑いで鳥取県警に刑事告訴していました。
鳥取森紙業は今回の逮捕を受け、「捜査を見守りたい」とコメントしています。
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