国会は、衆目を気にすることもなく醜い政争に終始し、与党民主党と野党自民・公明党との合意もないまま、70日間の延長を決めた。
与野党間の協議でも、結局のところ菅首相の退陣時期は不透明で、当初は、3次補正予算は「新しい首相の下で」となっていた合意文書が、「新しい体制で」と修正され白紙撤回となっている。
つまり、これまでどおり、どこへ進むのか判らない混沌とした状況が少なくともあと70日は続くということか。
民間では、業種や競合相手を超えた必死の努力により、サプライチェーンは急速に回復しつつあり、波及効果の大きい自動車産業では、震災での減産を奪回すべく、大増産の機運が増しつつあるが、果たして電力は大丈夫か。
と思ったら、枝野官房長官が、停止中の原発の再稼働に否定的な見解を示したという。安全を考えるのはもっともであるが、原発停止という急ブレーキを掛ければ、電力不足による経済への影響は計り知れない。
被災地での高速道路無料化も、何の思想もなく思いつきで始まったため、対象者の明確な定めがなく、停電の被害を受けた人も被災者として認定され、被災地の人は誰でも無料でどうぞとなってしまった。これでいいのか。費用負担は誰がするのか。
政策は、目的を遂行するための方針・手段。目的がはっきりしないまま、方針や手段を決めるから現場は混乱する。単なる人気取りは、すぐに止めてほしい。「止めてほしい」は「辞めてほしい」か。
空売りは、やっぱり東京電力(9501)。毎日逆日歩が付くので注意。
与野党間の協議でも、結局のところ菅首相の退陣時期は不透明で、当初は、3次補正予算は「新しい首相の下で」となっていた合意文書が、「新しい体制で」と修正され白紙撤回となっている。
つまり、これまでどおり、どこへ進むのか判らない混沌とした状況が少なくともあと70日は続くということか。
民間では、業種や競合相手を超えた必死の努力により、サプライチェーンは急速に回復しつつあり、波及効果の大きい自動車産業では、震災での減産を奪回すべく、大増産の機運が増しつつあるが、果たして電力は大丈夫か。
と思ったら、枝野官房長官が、停止中の原発の再稼働に否定的な見解を示したという。安全を考えるのはもっともであるが、原発停止という急ブレーキを掛ければ、電力不足による経済への影響は計り知れない。
被災地での高速道路無料化も、何の思想もなく思いつきで始まったため、対象者の明確な定めがなく、停電の被害を受けた人も被災者として認定され、被災地の人は誰でも無料でどうぞとなってしまった。これでいいのか。費用負担は誰がするのか。
政策は、目的を遂行するための方針・手段。目的がはっきりしないまま、方針や手段を決めるから現場は混乱する。単なる人気取りは、すぐに止めてほしい。「止めてほしい」は「辞めてほしい」か。
空売りは、やっぱり東京電力(9501)。毎日逆日歩が付くので注意。