人の行く裏に道あり花の山(空売り)

人気銘柄を売るのは怖い。でも、人と同じことをやっていては儲けにならない。我は売り向かう。 

月末のお化粧か予算成立のご祝儀か、高い

2009-02-27 19:16:04 | 株式投資
27日の日経平均は110円高、値上がり1,105銘柄、値下がり489銘柄、変わらず115銘柄。引き続き円安や、月末のドレッシング買い期待で一段高となりました。

引け直前はダレていたのに大引けにはしっかり高かった分は、お化粧でしょう。「米政府がシティの普通株の保有比率を高めることで合意に達した」との報道も相場を下支えしたようですが、これは果たしてプラスなんでしょうか。

目先のトレンドは、円安もあり戻りを試す展開となっていますが、さてどこまで戻すか。大きく戻すようなら、追っかけて買うというスタンスも考えられますが、やはり実体経済が悪すぎます。

米政府がGMをどうするつもりかは判りませんが、誰が見てもすでに破産状態なのは明らかです。シティなどの金融機関も含め、公的資金を無尽蔵につぎ込めば、財政赤字が拡大し、ドルの信認が揺らぎます。その辺りが心配で、オバマ大統領は、任期中に財政赤字を半減すると発表しましたが、赤字削減はそう簡単ではありません。

さて、月曜日の空売りは、
3107 ダイワボウ
3109 シキボウ
4403 日本油脂

NY安でも円安で上昇、が上値重く結局小反落

2009-02-26 19:22:35 | 株式投資
26日の日経平均は3円安、値上がり812銘柄、値下がり775銘柄と、反落ながら実質は持ち合い。昨日の余勢と円安で高くなる場面もあったものの、結局続かず上値の重さが気になる展開に。

今夜のGM(ゼネラルモーターズ)の決算や、日米の重要経済指標の発表を控えており、上にも下にも積極的には動けない展開となっています。

日本の景気の悪化を嫌気した悪い円安ではあっても、輸出産業にプラスとなることには変わりなく、また、政府による株価対策発動への期待など、反発に向け評価できる部分もありますが、すべては米国次第に変わりはありません。

早く一段落となって、懸念材料をすべて相場に織り込んで欲しいと思う今日この頃です。

さて、明日の空売りは、
1820 西松建設
7248 カルソニックカンセイ
8993 アトリウム

アトリウムは、売り禁です。

NYの急騰、円安で東京も急反発でも底はまだか

2009-02-25 19:42:04 | 株式投資
25日の日経平均192円高、値上がり1,132銘柄、値下がり469銘柄と、NYの急騰と円安を好感して急反発。もう少しで新安値というところで、ひとまずは反発しました。

政府による株価対策検討への期待感や、新年度予算成立の見通しが立ったこともあり、安心感も広がったようです。

が、これで世界的な景気悪化に対する懸念が払拭されたわけではなく、米国の自動車産業の行方や、金融機関への相次ぐ巨額の公的資金投入など、まだまだ未消化の懸案が残っています。

仕掛けてはいませんが、空売りで取れなかったユニデン(6815)は、今日になってようやく反落しました。今日のように全面高となる場面では、材料もなく急騰した銘柄は売られる傾向があります。円安の材料はあるものの、短期的には下げると思います。

さて、明日の空売りは、
8874 ジョイント・コーポレーション
9726 近畿日本ツーリスト

ジョイント・コーポレーションは、売り禁です。

NY急落で安いが、円安と安値接近でそこそこ戻る

2009-02-24 20:17:24 | 株式投資
23日のNYダウは3日続落し、250ドル89セントの大幅安で、1997年5月以来、11年9カ月ぶりの安値。急落の理由は、金融システム不安でしたが、米政府が出資比率を引き上げると伝えられたシティとバンク・オブ・アメリカ株は上昇。

一方、GM(ゼネラル・モーターズ)とクライスラーは、米政府が再建へ向けた選択肢として米連邦破産法11条を検討し、その場合には、米政府が400億ドル(約3兆8000億円)の緊急融資するとのニュースも流れています。

そのGMは、26日に2008年10-12月期の決算を発表するそうで、手元資金の流出規模が注目されています。

さらには、AIGが5.7兆円規模の巨額の赤字に陥ることが明らかになり、米政府に追加支援申請の公算とも報じられています。

オバマ政権は、潰すに潰せない巨額の赤字企業の対応に追われ、厳しい選択を迫られる場面が続いているようで、これでは株価が上昇するはずもありません。

24日の日経平均は107円安、値上がり570銘柄、値下がり1,011銘柄と、NYの急落を受けて安い展開となったものの、円安を受けて下げ幅を縮める動きとなりました。日経平均が、昨年10月27日の安値に接近し、前回安値付近を底値と見ている投資家の買いも入っていると思います。

が、世界的な実体経済の悪化の状況を見れば、新安値は必至と思いますが、どうでしょうか。GMがどうなるのかが大いに気になるようですが、破綻するなら早く決着を着けてもらったほうが、その後の回復は早いと思います。

さて、明日の空売りは、
6974 日本インター

日本インターは、売り禁です。

米政府のシティ株取得報道に救われ値を戻す

2009-02-23 19:04:07 | 株式投資
23日の日経平均は40円安、値上がり599銘柄、値下がり1,003銘柄と続落。一時は下げ幅が200円超となり、バブル経済崩壊後の安値(2008年10月27日の7162円90銭)に接近する場面もあったものの、米政府がシティ普通株を追加取得する可能性が大きいと報じられたことから、急速に戻す。

午後7時現在、欧州株価も上昇していますが、これで下げ止まったかどうかは定かではありません。

はっきりしていることは、今日の終値が、場中の直近安値(2008年11月21日の7406円)を下回ったということです。これで、次の節目は昨年10月27日の安値となりました。

TOPIXは終値で、連日の安値更新です。みずほFG、三菱UFJの銀行株、トヨタ、東芝、ホンダなどの輸出関連株が売られ、ソフトバンクも売られました。

空売り銘柄のユニデン(6815)は、今日も上昇しています。

さて、明日の空売りは、
8111 ゴールドウイン

NYダウは6年4ヶ月ぶり安値、TOPIXはバブル後最安値

2009-02-20 22:31:21 | 株式投資
今日の話題は、TOPIXが739.53で終わり、08年10月27日のバブル崩壊後安値746.46を下回ったこと。19日のNYダウが02年10月9日以来約6年4ヶ月ぶりの安値となり、東京市場も景気悪化への警戒感が一段と強まりました。

これまでなら円安は歓迎されるのに、日本の景気悪化で円が売られているとなれば見方も変わってきます。

20日の日経平均は141円27銭安、値上がり344銘柄、値下がり1,269銘柄と、こちらも08年10月27日以来の7,500円割れとなりました。年度末をにらんだ主力株への換金売りが続いているそうです。

後場は、7,400円をも割り込んで一段安かと思いましたが、意外に持ち直しました。NY次第ではあるものの、下値追いの展開が濃厚となってきました。

月曜日の空売りは、
6815 ユニデン

ユニデンは、今日は大幅に引かされる結果となっていますが、月曜日に取り戻せるでしょうか。

円安でも景気悪化が気になり上値重い

2009-02-19 19:13:18 | 株式投資
19日の日経平均は23円高、値上がり884銘柄、値下がり707銘柄とまちまち。円相場の下落を材料に反発はしたものの、世界景気や企業業績の一段の悪化が気掛かりで、上昇は僅か。

為替相場が円安に振れても上値の重い展開で、NY次第では明日がどうなるか、という状況が続きます。

その円の下落も、先進国の中でGDPの落ち込みが一番大きかったことや、中川財務相の辞任など政治の混迷が続いていることが理由では、素直には喜べません。

こうなれば思い切りよく下値を試してもらった方が、買い仕掛けがしやすいと思うのは私だけでしょうか。玉は用意して待っているんですがね。

狙うのは、GSユアサコーポレーション(6674)、NEC(6701)、アルバック(6728)、東京建物(8804)、コナミ(9766)、ソフトバンク(9984)など。このうち、東京建物とコナミは、直近の安値に接近しています。

さて、明日の空売りは、
1332 日本水産
1814 大末建設
6815 ユニデン

3日続落でTOPIXは昨年10・11月の安値に接近

2009-02-18 19:15:59 | 株式投資
17日のNY市場は急落し、昨年11月下旬以来の安値となりました。経営再建計画が提出期限のGM(ゼネラルモーターズ)の急落に加え、景気や金融システム不安から、幅広い銘柄に売りが膨らみました。

NY市場の引け後には、GM・クライスラーの経営再建計画が提出されましたが、懸案だった債権者や労組との協議は合意にいたらず、抜本的な解決策を示せないまま政府支援額の増額を求める展開となりました。

勝ち組だったはずのトヨタでさえ大赤字になるほど、新車販売が落ち込んでいるため、支援額の増額は予想されたことではありましたが、今度は米政府がどのような判断をするのか、米連邦破産法11条の適用も含めて、今後の成り行きからは目が離せません。

18日の日経平均は111円安、値上がり606銘柄、値下がり988銘柄と続落。7,500円台は維持しましたが、昨年11月21日の安値に近づき、TOPIXは、昨年11月24日の安値を下回り、10月27日の終値での安値に限りなく近づいてきました。東芝、ソニー、NECが昨年来安値を更新しています。

アジア市場では、このところ好調だった上海株式相場も大幅に続落しており、世界的な景気減速懸念が改めて意識されたようです。

さて、明日の空売りは、
1884 日本道路
5805 昭和電線電纜
8291 東日カーライフグループ
8939 大和システム

米自動車大手の再建計画の行方も気掛かりで続落

2009-02-17 18:57:42 | 株式投資
今夜が米自動車大手GM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーの再建計画の提出期限とあって、にわかに警戒感が強まったとか。米連邦破産法11条の申請の話も聞こえてきます。為替が円安に振れたにもかかわらず、続落となりました。

17日の日経平均は104円安、値上がり324銘柄、値下がり1,286銘柄。昨年10月28日以来、約4カ月ぶりの安値で、東証1部の売買代金は1兆169億円と、1月19日以来約1カ月ぶりの低水準。売買高も16億4330万株と低調。

TOPIXは756.53となり、08年10月27日の746.46の水準に近づいてきました。

中川昭一財務・金融担当相が辞任に追い込まれるなど、政治が混乱する中で、相場が上昇するはずもありません。

さて、明日の空売りは、
1921 巴コーポレーション
5232 住友大阪セメント
5913 松尾橋梁
7231 トピー工業
7613 シークス

GM・クライスラー再建策の行方とNY休場で様子見

2009-02-16 20:35:01 | 株式投資
16日の日経平均は29円安、値上がり1,111銘柄、値下がり490銘柄と横ばい。

破綻の選択肢も出てきたGM(ゼネラルモーターズ)とクライスラーの再建策が気になり、今夜はNY市場が休場ということもあって、高安どちらにも動けない様子で、売買高は15億6079万株と低調。

一方で、GDPの大幅な悪化はすでに織り込み済みで反応せず。G7も予想どおり、具体策は各国の対応に委ねる内容で、新味はなし。

今日は、本屋で経済誌を立ち読みしてきました。「東洋経済」の「株価6,000円台突入の恐怖」の記事では、現在の株価は、PERはかけ離れて高く、PBRも減損処理で毀損する恐れがありとし、きっかけがあれば急落の可能性がありと。また、「ダイヤモンド」は「電機全滅」として、電機業界大手の惨状を露わにしていましたが、この中でもソニーの「成功の失敗(ブラウン管テレビの成功に安住し、液晶への投資を怠った)」は、興味深い。ぜひご一読を。

今日の空売り銘柄CSK(9737)は、大幅な赤字転落で売られましたが、膿を出し、なおかつ財務には余裕があるということで、大幅に上昇しています。業績予想の内容からは、悪材料出尽くしで売れない銘柄でした。

さて、明日の空売りは、
6974 日本インター
8607 みずほインベスターズ証券
8939 大和システム