人の行く裏に道あり花の山(空売り)

人気銘柄を売るのは怖い。でも、人と同じことをやっていては儲けにならない。我は売り向かう。 

今日の急落が恐慌の始まりなら、歴史の証人になれる

2008-09-30 19:40:02 | 株式投資
30日の日経平均は483円安、値上がり265銘柄、値下がり1,377銘柄と、NYの暴落を受け、年初来安値を更新。

後場からは短期筋の買い戻しもあったようで、一時は盛り返す場面もありましたが、目先はともかく、先行きの見通しは暗く、本格的な戻りは期待できそうにありません。

米金融安定化法案の議会での審議再開も、大幅な妥協が必要との見方が大勢を占めている現状では、仮に法案成立の見通しが立っても、今度はその実効性に疑問符が付きます。

対策が遅れれば遅れるほど、資本は毀損して傷は深くなるばかりです。

今日は暴落の中、当然のように買い向かいましたが、結構怖い。シルバーオックスは高寄り後に急落。が、前日終値を上回っているようなので強いと判断して、買いを入れました。結果は、東証第1部の上昇率3位で、昨日の損切りの損失の一部を回復できました。

さて、明日の空売りは、
6504 富士電機
8024 シルバーオックス

シルバーオックスは、売り禁です。

やっと合意した米金融安定化法案が下院で否決

2008-09-30 05:27:18 | 株式投資
28日(米国)に、政府・議会で大筋合意に達した金融安定化法案は、下院共和党幹部も支持し、10月1日までに上下両院で採決し、大統領が署名したうえで成立する見通しでした。

ところが、この法案、当初の財務省案より後退しているにもかかわらず、29日(米国)、下院で否決されてしまいました。

一方で、経営危機に陥っていた米大手銀ワコビアの破綻回避のため、シティグループが銀行部門を買収するなど、金融不安が刻一刻と増幅しています。

当然のことながら、これを嫌気して、米国株式市場は暴落してしまいました。NYダウは 777.68安 (-6.98%)の10,365.45、NASDAQは 199.61安(-9.14%)の1,983.73、NASDAQの9%を超える下落は強烈です。

昨日の東京市場の下落は、法案否決までは織り込んでいないでしょうから、同じく急落しての始まりでしょうか。

大幅な寄り安からの戻りを見越して、買ってみますか。もちろん、日計りですが。

米金融安定化策が決まっても先行き不安で安い

2008-09-29 19:12:52 | 株式投資
今日の日経新聞トップニュースの見出しは、「景気低迷、長期化懸念も」で、米国の金融安定化策合意は左上。

これを見ても判るとおり、金融安定策が決まっての反発よりも、景気低迷や金融不安による先行き不安の方が大きく、日経平均もプラスの始まりではあったものの勢いがない。

ここで潔く見切っておけばよかったのですが、前場は様子を見てなどと甘い考えを起こして引っ張ったら損失拡大。やっぱり買いは駄目なようです。まだまだ底値には達していない。業績好調の銘柄も、全体の地合いに引きずられ、安値更新となっています。

29日の日経平均は149円安、値上がり530銘柄、値下がり1,100銘柄と、結局3日続落。米政府と議会が大筋合意した米金融安定化策にしても、妥協の産物でその実行性が疑問視されているそうで、GLOBEX先物や、アジア株安もあり、後場から急落。

英国にも金融不安が飛び火しており、株価が上昇する理由が見当たりません。

さて、明日の空売りは、
8024 シルバーオックス

が、残念ながら明日から売り禁です。

米金融安定化法案は大筋合意か

2008-09-28 17:28:14 | 株式投資
各メディアが、ウォール・ストリートジャーナルなど米国の主要メディアが、公的資金を活用した金融安定化法案を巡り米政府と議会が、大筋の合意に達したもようだと伝えています。

法案は、一両日中に上下院で可決成立する見通しのようです。日本の失われた10年を振り返れば、この法案を通さなければ、ほかに何をするのか。

米貯蓄貸付組合最大手ワシントン・ミューチュアルの破綻に続き、米銀行4位ワコビアが身売り交渉に入ったと伝えられたことからも、米国金融の劣化は、待ったなしの状況が続いています。

従って、この法案は成立させざるを得ず、私も法案成立に向けて買い玉を仕込みました。これで月曜日の東京市場の急騰は間違いなしと思いますが、一方では、トヨタ自動車が中国の主力工場で中小型車の生産を1割程度減産すると伝えられ、実体経済の悪化が深刻になりそうです。

ということは、仮に月曜日に法案合意を受けて株価が上がっても、一過性のものとなる恐れが十分にあります。手堅く売り抜ける作戦です。

NY上昇でも米金融安定化法案の成立を不安視して続落

2008-09-26 19:29:04 | 株式投資
私の経験則は、「NYが上昇すれば東京も上昇」。が、今日は寄付きこそ上昇したものの勢いはなく、すぐにマイナスに転換。その後も、アジア株安もあって続落に。26日の日経平均は113円安、値上がり341銘柄、値下がり1,307銘柄。

米国での金融安定化法案の協議が難航、それどころか決裂したことが原因と言われれば、NY高にもかかわらず東京市場が続落した理由も理解できます。と言うことは、今夜のNYも安い。

金融安定化のために巨額の税金を投入することに共和党は慎重で、いまだに民間資金で事が解決できる幻想を抱いているようです。米国も、大統領選挙が迫っており、金融危機より選挙という構図のようですが、これは、困った。もし、週末に合意に達しなければ、本当の恐慌になってしまいます。

今日は、空売りは利益となりましたが、上昇を見越して入れた買いは、マイナスで持越しです。

さて、月曜日の空売りは、
5606 旭テック

旭テックの材料は、第三者割当増資の発表で約30億円の資金を調達するそうですが、昨日の井上工業(1858)の材料も、同じく第三者割当増資での資金調達でした。

違いは、井上工業の増資は、株数が倍以上に急増してしまうのに対し(発行価格12円では当然で、資金調達額は僅か9億円)、旭テックは、希薄化効果は発行済み株式に対して22.8%でまだマシです。

井上工業のように株式の希薄化が顕著では、増資で当面の資金を確保しても、株価の反応は期待できないようです。

さて、旭テックはどう反応するでしょうか。私は、資金調達の窮余の策(目先の決済のため高利の資金を調達するのと同じ)と判断し、売ります。

金融安定化策が気になり、配当落ち分だけ安い

2008-09-25 19:11:08 | 株式投資
25日の日経平均は108円安、値上がり444銘柄、値下がり1,156銘柄と、昨日は配当落ち前で高かったのか、再び安い。

朝安の後、このままズルズルと下がると思っていましたが、米国の金融安定化策が今晩にも通るとの観測で、売るに売れない状況だそうです。

配当落ち分は約85円とのことで、実質的な下げ幅は20円強で、小幅安というのが今日の相場でした。が、出来高は少ない。

空売りはプラス。超低位で仕掛けにくかった井上工業(1858)は、高寄りしたもののあまり下がらず、結局1円幅を取りました。

さて、明日の空売りは、
2533 オエノンHD

NY続落でも日本企業の金融再編参戦でしっかり

2008-09-24 18:43:11 | 株式投資
24日の日経平均は24円高、値上がり867銘柄、値下がり750銘柄。日本が祝日の間に、NYは2日続落で、今日も急落して始まると思っていましたが、そうはならず。

米政府による金融安定化策の実効性には疑問があっても、三菱UFJや野村證券が金融再編に乗り出すということで、証券・銀行株が上昇。これに9月末の権利取りの動きも加わったとか。

意外と強い展開を見ると、東京市場は当面の底が入ったという気もしますが...。

今日の空売りは、NY急落を受け一転買いで入りましたが、仕掛けた栗本鐵工所はマイナス。

さて、明日の空売りは、
1858 井上工業
3010 上毛
3107 ダイワボウ
4651 サニックス
9048 名古屋鉄道

井上工業、上毛は2部の低位株で、値上がり率2位と1位。どちらも特に材料はありません。上毛は売り禁なので売りようがありませんが、超低位の井上工業は危険がいっぱい、僅か30万円で2万株もの取引が出来てしまいます。

日経平均はNY続急騰ほど伸びず上値が重い

2008-09-22 19:15:42 | 株式投資
22日の日経平均は169円高、値上がり846銘柄、値下がり779銘柄と、値上がりの割には、騰落銘柄数が半々程度で上昇感が少ない。

米政府の不良資産買い取り案が固まり、公的資金を活用して不良資産を金融機関から買い取ることは決まったものの、買い取り価格をどうするかが不透明で、結局のところ金融機関の損失がどうなるか判らない。まあ、相場はこんなところを警戒しているのでしょう。結果は、今晩と明晩のNYで判ります。

一方で、上海市場は大幅に続伸し、7.77%高で約2週間ぶりに2200台を回復しています。

今日の空売り、太平洋海運(9123)は、NYの急騰を受け朝高で始まり大成功でした。

さて、水曜日の空売りは、
5602 栗本鐵工所

株主優待(アイコム)

2008-09-21 21:02:10 | 株主優待
味覚の秋は、やはりくだものでしょう。ということで、アイコム(6820)からの株主優待、「鳥取の二十世紀梨 4kg」が届きました。

アイコムの株主優待は、3,000円相当のグルメチョイスギフトで、肉、魚、甘味、くだもの等、約50品目からの選択です。

掛かった経費は115円、先日のシーアイ化成の高額な葡萄も、こういうところでそろばんが合います。

3月の株主優待も、いよいよノーリツ鋼機と不二製油の残り2社となりました。

株主優待(シーアイ化成)

2008-09-20 15:15:09 | 株主優待
今年3月の株主優待が届きました。シーアイ化成(7909)の優待品は、4,000円相当の商品ということで、全国各地の名産品10点の中から選択です。

選んだのは、岡山産ピオーネ。葡萄ですから当然届くのは今頃ですね。ひと房2,000円ですから、いつもスーパーで買うものとは違い、粒が大きく見るからに立派です。梱包も厳重で、緩衝材がいっぱい入っていました。

ただ、この商品には12,073円もの経費が掛かっています。逆日歩が12円も付いたので、完全に赤字です。まあ、全体の中の失敗分ですから仕方ありませんが。

ひと房6,000円の葡萄を味わいたいと思います。

ところで、24日は3・9月期決算の権利落日になります。株主優待が多いのは、3月に続いて9月です。年2回優待がある会社もありますから、現在、対象銘柄を検討中です。

できるだけ逆日歩に引っかからないように、売り買い両建てする銘柄を吟味していますが、あまり用心深くすると取れないので、ある程度の失敗は覚悟するしかありません。