日本舞踊 大好き

日本舞踊、歌舞伎の鑑賞記録、日々のこと。

京都府立図書館

2008-08-26 |   ・日々のいろいろ
府立図書館へ本など読みに行きました。

ここは蔵書数がちょっと少ない気がしてしまいます。
建物のなかに吹き抜けと螺旋階段があり、雰囲気がいいのは好きです。

歌舞伎の雑誌を読んで満喫しました。
はぁ、お江戸の歌舞伎は遠いです。京都からは遠すぎます。

今のように疲れた精神状態のときには、歌舞伎座の幕見に行ったものでした。
あの場所で、芝居を歌舞伎を毎月変わらず続けている役者さんスタッフさんの心意気に励まされました。

ある雑誌の10月号に(雑誌の名前を忘れました!)市川団十郎さんのインタビューが載っていて、歌舞伎に対する思い、を語っておられるのを見て、その造形の深さに改めてすごいと思いました。

単に演じるだけでなく、歌舞伎の江戸期以降のなりたち、歌舞伎が通じるものはなにか、宇宙にも通じるところがある、という哲学のお話、歌舞伎は現代の感覚で共感できるところがなくてはならない、という全体を見ておられるところ、

ただ体を動かして演じているのではないのです。
いろんなことを感じ考え、計算し、いろいろな面からの探究や、感受性や、積み重ねがあって身体との修練があってそれが体を通して舞台であらわれるのだと感じ入りました。

話が脱線しましたが、静かな時間で少しだけ好きなものとチャンネルをあわせてこころが回復しました。
京都に居て、京都という自然環境のよさでずいぶん助けられているところがあります。環境に癒されるだけでは足りないところは、自分で攻めに転ずる必要があるのだとは思います・・。

図書館を出てすぐに雨が降りました。
いろんなことを洗い流してくれる雨でした。

おあふ

2008-08-26 |   ・日々のいろいろ
京都駅の地下で期間限定で催事コーナーのようなかたちで
シュークリームなど生菓子を売っていたので
買ってみました。

つかれたーーーという自分への労いで。

京都西陣おあふ というお店だそうですが、
基本的にスーパーなどに出店しているみたいです。

本店は西陣にあり、
関東エリアは、イオンモール川口店、イオンモール羽生店、マルイファミリー溝口店、海老名店、国分寺店、などに出店しているそう。
なんだか出店のエリアが東京に入っていかない関東エリアなのですね。

味は素直な嫌味のない味でした。
値段が4つ買って計800~900円だったので、これぐらいで買えるとうれしい。

吉野山

2008-08-16 |   ・日々のいろいろ
東大寺に行ったのとは別の日に、
奈良県吉野町の吉野山に登りました。

近鉄「吉野」駅からロープウェイで吉野中腹まで上がり、その後は徒歩です。

私は、徒歩で奥千本という、山のかなり上の方の
吉野水分神社(よしの みくまりじんじゃ)まで登りました。


吉野山は、、、民家が、かな~り上まであって、水分神社のすぐ門前まで民家があったので、山深くに入っていったなぁという静けさはなかったです。

お土産屋さんと民家を見つつ登るという感じでした。


それにしてもよく登った!

歌舞伎などに出てくる千本桜の吉野とはどんなところかと思い、一度は行ってみたかったので、行けてよかったですが、京都から遠かった!

京都から橿原神宮で乗り換え吉野まで南下、片道約2時間半かかりました。

下り坂で足の付け根の筋肉を酷使したので、筋肉痛になりました。

あと欲を言えば、もう少し趣のある散策道があるとよかったです。
近鉄「吉野」駅を降りてすぐに目の前にあるお店でソフトクリームを食べたのですが、よもぎと桜のダブルソフトを食べたらすっごくおいしかったです。


大仏殿

2008-08-12 |   ・日々のいろいろ
東大寺 大仏殿

迫力があります。

木造建築の時代によくこんな巨大な建物を建てたなぁと感嘆します。

本来は、この大仏殿の両脇に、この大仏殿よりも高層の七重の塔が左右にひとつづつあったというのだから、
どれだけの威光をはなっていたのかと思います。

大仏様はご立派でしたが、
大仏殿の建物も立派でした。

奈良のスケール感は、京都の空気とはまた違いますね。


東大寺

2008-08-12 |   ・日々のいろいろ
両親が来てくれたので、奈良へ行きました。

東大寺に行きました。

まずこの写真の門をくぐります。 南大門という門だと後で知りました。

このなかの金剛力士像は、躍動感がありました!


ひつまぶし

2008-08-07 |   ・日々のいろいろ
この写真は去年のクリスマスに名古屋の
「あつた蓬莱軒」 本店で食べたひつまぶし です。

ここはおいしいですが、如何せん有名になりすぎて混んでいて入りにくいです。
去年は車で行きましたが、13時ころ行ったら、14時にもう一度来てと言われて受付だけ済ませて、もう一度14時に行ったほどです。
14時に建物のなかに入るとそこからまたひと組づつ呼ばれるまで待ちます。
結局食べられたのは14時半過ぎでした。


先日京都の「かねよ」で食べた鰻があまりにも期待外れだったので(私の味覚にはあわなかったです)思わずおいしかった鰻の記事で口直し。



鰻 かねよ

2008-08-07 |   ・日々のいろいろ
京都市 新京極六角、の 鰻料理屋さん 「かねよ」 に行きました。

この写真はきんし丼 という名物の卵焼きが鰻の上にのっている丼です。

ここは、テレビの旅番組で 船越英一郎さんが野際陽子さんを「京都迷宮案内」と称して京都案内していた時に、「かねよ」に行き、このきんし丼を食べていたので、「へぇぇぇ」と思ったのと、丑の日にうなぎを食べられなかったので、行ってみたいと思い先日行きました。

はっきり言って、私の味覚には合わなかった!
もう行きません。

この上にのっているもの、だし巻き卵、と評しているインターネット上の記事もあったのですが、私は、卵焼きだと思いました。
空気が入って固い卵焼き、私でも焼けるよー!て感じました。

肝心のうなぎ一切れ、鰻の旨味がしない。江戸風のしょうゆ味ですが、
なにかすっきりしない後味のタレで、おいしくなかった!ごめんなさい。

ご飯が、パサパサで、よく見るとごはんの一粒一粒が砕けている。
古米?
私は鰻にはもう少し粘り気のあるごはんが合うと思うのですが・・・。

途中で、ものすごく元気がなくなってきてしまいました。。
うなぎを食べようと楽しみにしてきたのに・・。うなぎを食べてる!という幸せ感がない。
でもパサパサのタレがからまないお米も最後まで食べました。
食べ物に罪はないし、1600円払って、お腹いっぱいにならなかったら哀しいので。

テレビやインターネットの評判はあてにならないな、と思い知りました。


実際、一歩踏み入れたときに、いやな予感はしたのです。
机に水滴が残っていてきれいに拭いていなかった。じめっとした室内全体の感じや、「あれ?」と思い、引き返そうかという想いがほんの少しよぎったのですが、振り切って入りました。

自分のアンテナにひっかかってこないものは、あえてひっかけなくていいのですね・・。


私の田舎、愛知県は静岡県浜名湖や三河の一色などのうなぎの産地に近く恵まれているせいか、うなぎ屋さんも多いです。
タレは甘めで、蒸しあげた鰻を備長炭で焼くと外側は香ばしく中はふっくらした脂ののったおいしい鰻が、名もないお店でも食べられます。
2500円あればおいしい鰻と肝吸いが食べられます。

うなぎは絶対東海が一番おいしいと思いました。