日本舞踊 大好き

日本舞踊、歌舞伎の鑑賞記録、日々のこと。

ラクエ四条烏丸

2010-11-14 |   ・日々のいろいろ
四条烏丸の北西の角に新しく建った「ラクエ四条烏丸」という商業ビル。

11月11日のオープン直後の12日に行ってみました。

2階の婦人服は、価格はポルタ(京都駅地下街)よりは高いが百貨店よりは少しおさえめ、という感じでした。ひととおり見てみたのですが、なんだかいまいちお店ごとのコンセプトやキャラクターが際立っていなくて、どれも同じようなセレクトショップ系のような20代後半から30代初めくらいの人をターゲットにしているのかな、という感じでした。
さっとデザイン見て、次に値段タグをチェックしたいのですが、セレクト系ということなのか、どこにタグがついてるか分からないような服もあって、見にくいなぁと思いました。

丸善が入るということで少し期待していたのですが、京都の大丸の文具売り場と同じくらいの店舗の大きさ、規模で、バースデーカードや手帳などは、一般文具店と同じような品ぞろえでした。
東京の「ITOYA」みたいなカードを豊富にそろえている文具店は京都にはなく、ITOYA、京都にできないかなぁと思います。

ラクエは面積が小さいのか、地下から3階まですぐ見てまわれます。
地下は、もっとおいしいスイーツ屋さんとか、サンドイッチとか、とにかく食品系やレストラン・カフェが充実しているかと思っていたのですが、蜂蜜屋さんやらワイン屋さんやらで、あまり日常使いはしないかな、と感じました。四条烏丸のオフィス街のお昼ご飯の需要は取り込めないのでは?という店揃えでした。唯一、進々堂(パン屋)があるので、そこはご飯が食べられますが・・。


ビルの外観デザインは、もう少し、京都らしさというか、やっぱり京都やな、と感じさせるようなものにしてほしかったです。何の変哲もないグレーの、写真のように角が交差点に向かってささるように角ばったビルで、つまらない。色々な積み重ね検討をして建てられているとは思うのでつまらないと言っては申し訳ないのですが・・・。
竹や木を無理に使えとか、和風にしてくれとは言いませんが、歴史がありかつ新しい京都を感じる外観にしてほしかったです。京都の地場産業をもっと感じさせるビルにしてもいいのでは?
このビルは祇園祭には、鉾がいくつも立つ、世界にすら情報を発信できる立地であるのに!!結局あちらを立てればこちらが立たず、というビルだなぁと感じてしまいました。