サリーガーデン ブログ

ハーモニカ、ギター、パーカッション、など、楽器に親しむ生活
気楽に、気長に‥‥

【備忘録】楽器教則本 金言集

2015年10月26日 | 楽器教本

[過去ログを、引っ張り出して上げてみた]

これまで出会った教則本から、「なるほど!」と強く共感したり、「そうだったのか!」と納得したり、「大いに役に立った」、‥‥等々

とくに印象深い一節を書き留めてみました

 


 

人前で弾き語りを披露するには、最低でもギターのみで100回は練習し、カラオケやアカペラ(ギターを持たないで)100回は歌ってみて、ギターと歌を同時に100回は練習します。
計300回の練習がクリアできれば、上達は確実です。

 

野口義修『プロデューサーがこっそり教える ギター弾き語りの法則』

 


「焦らず、先を急がず、ゆっくりと、着実に! が、近道です。」

 池田篤『フルート ザ ジャズ道 アドリブの扉

本の冒頭と末尾の両方に掲げられている言葉!

フルート教本ですが
クロマチックハーモニカ練習に使っています
わかりやすく、難易度も自分にあっている感じ
ギター練習にも使えそうです

※最近(2015/7/13)、この本の新版が発売されました。目次を見ると、旧版と少し内容が変わっているらしい。この本の続編『極意』が欲しくての発売を期待しているのですが‥‥未刊です。


  「PRAT3 表現のポイント」「PART4 読譜のポイント」「PART4 練習のポイント」

 

 

 

 

 池川礼子『100のレッスン・ポイント: 名曲が弾けるまでのヒントとして

ピアノの本ですが。「なるほど!」と勇気づけられる事柄が数多く書かれている
「音程と音名に強くなろう」という節に、意外なノウハウが書かれていた。これはできそう!やってみよう♪


 「スケールはピアニストが習得すべきテクニックの、最も重要な基礎といえるでしょう。どんな曲も、スケールと、和音と、アルペジオ、そしてオクターブの組み合わせでできています。自分の指や手を、弾きたいと思う曲が要求している技術に対応させるためには、この基本をマスターしておくことが大切です。そしてこの基礎技術は、初見演奏(楽譜を見てすぐその場で弾くこと)にもプラスになるのです。」(p.22)

 

 

 

 岩崎淑『ピアニストの毎日の基礎練習帳

ピアノの本ですが
「‥‥最も重要な基礎といえるでしょう。」というくだり
「重要です」とか「重要な基礎の一つです」といった解説はよくありますが、「最も重要な基礎といえる」と断言されています

スケール、アルペジオの地道なトレーニング‥‥
ともすれば、気持ちに迷いが出てくることがあるので、この言葉は励みになります (^_^;)


 「アレンジやアドリブというと、とても難しいことのように思えますが、手順を踏んで勉強し、音楽を理論的にとらえる習慣をつけ、慣れてゆけば、誰でもできるようになります」(p.38)

 

 松田昌『松田 昌の音楽トレーニング CD付

 この言葉に勇気づけられ‥‥
そして、ときどきまた読み返して‥‥‥道のりは長いです(・_・)


「学習方法の参考として:
★毎日少しずつ!をモットーに練習しましょう!楽しく練習するためには、「昨日より一つできれば素晴らしい。」「6割手をつければ、あとは仕上げるだけ。」というような姿勢で取り組んでくださいね。
★人間の記憶の原理を上手く使いましょう。「なるべく五感(耳、目、手の形や感触)の記憶を多く使って、少しの範囲を何度も繰り返す。」です。
★時々自分にご褒美を!「付随の短い曲を、ご家族やお友達に披露する!」「参考CDをお友達と聞いて楽しむ。」「お友達と演奏する。」など、人と喜びを共有して、ご褒美タイムを設けてくださいね。」

 

 

 

 

秋谷えりこ『ハイ・グレード・ピアノ・レッスン?はじめてのポップス&ジャズ

他所の街の図書館で見かけた
ギター、ハーモニカの本でないのが残念 (>_<)
「6割」じゃなくて「3割」ではダメでしょうね?やっぱり (^_^;)


 

「歌いながらラインをインプロヴァイズする インプロヴィゼイションをするときは、まず、ラインのアイディアを頭の中に浮かべてから、実際に楽器で演奏するのが理想的です。(中略)この練習をするには、自分が弾いている音を一緒に口ずさみながら弾くとよいでしょう。演奏に合わせて歌うかハミングして、音程とリズムをコピーします。このようにしてインプロヴァイズすると、声に出して歌うという行為が、ソロを導き出すでしょう。頭脳と指先のギャップを埋めていくには、このテクニックは非常に有効です。」

 

ジョディ・フィッシャー『コンプリートジャズギターメソッド インターミディエイト

よく耳にすることでしたが、やはりそういうことでしたか
有効な助言集が他にも巻末に


「楽器を吹く楽しみに年齢は関係なし!」
「ブランクだって大丈夫」「演奏できる楽しさ」
「川に行け~」

由女『吹奏楽に恋をして!』

教則本ではないですが、楽しい、愉快な一冊。大いに共感。著者は多摩川沿いの住人らしい


「‥‥音楽に間違いというのはありませんので、気持ちが良ければどんなアプローチをしようと構いません。但し、それが独りよがりになるか、多数の賛同を得られるか貴方次第です。」

 

西村ヒロ『西村ヒロ ブルース・ハーモニカ・メドード』 

ルーズな中にも厳しさあり、ということでしょう


 "Try to let your own personal feelings come though in your playing. Make each song a personal experience. Remember, this isn't classical music, so play it loose. Don't worry about mistakes, and above all, have fun."

 

Kenny Sultan, "BLUES GUITAR"

これだからブルースギターはいいですね


「“人と比べない”のが続けるコツ」
 「上達が止まってしまう人の特徴は、“いつも人と比べてしまう”ことです。自分よりうまく弾けている人を見て、“ああいう風に弾けないから、駄目だ”とあきらめてしまうことが多いのです。」

トモ藤田『3音でギターを制覇する トライアド・アプローチ』

心当たり大いにあり! おかげで、気持ちが楽になりました (^_^;)


 

「・調号 ・音程の名前 ・コードの構成 ・スケールの名称 ・スケール設定方法などなど、「考えれば分かるけど、すぐには答えられない」そんな方も少なくないのではと思います。
音楽学習には必須の基礎ばかりですが、そのどれもが反復練習を繰り返さなければ、なかなか覚えられません。
キーだけでもメジャー12種、マイナー12種。
音程も12音それぞれの音から12通りの音程。
音階も沢山の種類があって、それが12キー存在します。
覚えることのあまりの多さに、「自分には出来ないんじゃないか?」と、何度も思った人間がこのドリルを書いています。」

山田忍『大人の音楽ドリル』

あの先生が「自分には出来ないんじゃないか?」と思っていたとは。勇気づけられます


 


コメントを投稿